アンニョンハセヨー！ソウル大好き女子、トリッパーです。 普段は旅行会社の店頭でたくさんの方々に旅行の紹介やアドバイスをしています。 休みが取れたら旅に出て、帰国したら旅の話をお客様にフィードバックするという、骨の髄まで旅大好き人間です。 今回は7回目のソウルで女子旅をしてきました。女子旅メンバーは3人で全員旅行会社の店頭でソウルの案内をしている、言うなれば旅プロの女子旅です。そんな私たちが本当におすすめするソウルの女子旅をご紹介しますので、是非お役立て下さいね！

ソウルといえば韓国料理！コスメ！ショッピング！・・・と色々浮かびますがちょっと待って。行き先を決めたならまずは飛行機のチケットを探しましょう。その際におすすめなのが【LCCじゃない航空会社】です。日本だとJALかANA、韓国だと大韓航空かアシアナ航空がLCCじゃない航空会社にあたります。ただし大韓航空は、仁川空港に新設された第二ターミナルでの搭乗となります。

LCCじゃない航空会社をおすすめするワケは、ずばり『万が一のトラブル時の対応の差』があるからです。

例えば、悪天候為の遅延や欠航の時。LCCだと機体を切り詰めて過密なスケジュールで運行しているので、どこかの区間で遅延や欠航が発生するとその後のスケジュールにも影響します。一方大手航空会社は代替便や振り替え便の対応をする余力があります。

女子旅たるもの、安全第一で旅行に臨みましょう。

機内食もついてきます。

ソウルの最寄空港は市街地に近くてコンパクトな【金浦空港】と、遠くて大きな【仁川空港】の2つがあります。

筆者のおすすめは『金浦空港到着』『仁川空港出発』です。まず、金浦空港からソウル市街地は車で30～40分程、タクシーで約3,000円程度です。金浦空港の方がコンパクトなのでスムーズに入国できます。一旦空港でタクシー代分ぐらいを韓国の通貨【W（ウォン）】に両替したらホテルを目指しましょう。タクシー代を割り勘すればそこそこお安いお値段で効率よくホテルへアクセスできます。

そして帰りを仁川空港にするのは【インタウンチェックイン】制度を利用する為と【豊富な免税店も楽しむ】為です。

インタウンチェックインとは、仁川空港の国際線に搭乗する乗客が、ソウル市内で事前に飛行機のチェックインとスーツケースの預け入れをできるサービスです。最後の最後まで時間を有効に使えるので、とてもおすすめ！さらに細かくいうと、仁川空港の第一ターミナルの方が施設が充実しているので、そちらから搭乗できるJAL、ANA、アシアナ航空が便利です。

私達が満場一致で選んだ女子旅ホテルは【スカイパークキングスタウン東大門】です。

明洞のホテルではありません。でもそれには理由があるんです。

写真はテンション高く皆でベッドにダイブした後でベッドを汚してしまいましたが、本来はきちんと綺麗に清掃されています。こちらのホテルをおすすめする理由は、まず3名一室でもエキストラベッドじゃない。2名の旅行では気にしなくても良い事ですが、3名旅行だともし簡易ベッドが入っていた場合、誰かが我慢をしなくてはいけません。しかしこちらはシングルベッドが3台のお部屋が設けられていてしかもゆったりとした客室サイズです。

こちらのホテル、なんと一部屋にシャワーが2つ備わっているんです。これが非常にありがたい。3人での女子旅でもたった2ターンでお風呂を済ませられますし、2名の女子旅なら同時にシャワーを浴びられます。しかも、比較的新しいホテルなので水周りも清潔な上、東大門のショッピングエリアのど真ん中に立地。しかもコストは割り勘すれば1人1泊5,000円程とお手頃。最寄り駅まで徒歩5分、しかも3路線が交わる乗換駅のそばという女子旅にとてもおすすめなホテルといえます。

・シャワー2つ

・正ベッド3台のお部屋もある

・新しくて清潔

・ゆとりのある客室サイズ

・3路線の乗換駅から徒歩5分

・ショッピングエリアのど真ん中に立地

・ホテル内にコンビニがある

・明洞やソウル駅まで無料のシャトルバスがある

・手頃な宿泊料金

以上の条件を備えていて最近知名度も上がってきているので、早めの予約がおすすめです。

3路線の乗換駅があるので、ルートの関係上、行きと帰りが違う駅になっても問題ありませんよ！

こちらは弘大入口（ホンデイック）駅から徒歩5～10分程の場所にあるコスメショップ【eSpoir】のコンセプトストア【make up PUB】です。店内はスタイリッシュにまとめられており、コスメショップとは思えぬデザインです。

こちらはなんとファンデーションのサーバー。自分の肌に合うカラーを店員さんが選んでお試しさせてもらえます。もちろん、明るめやナチュラル等の希望も聞いてもらえます。ファンデーションのカラーを2種類混ぜて容器に入れてもらうなんて事もして貰えて、まるでコスメのテーマパークのよう。

また、店内にあるバーカウンターではなんとコスメのバリスタがバーカウンターで色を調合してリップを作ってくれるそうです。リップを調合する時間は決まっているそうですが、タイミングがあえば作ったリップをサンプルとして頂けます。

こちらは先ほどの弘大入口から電車ですぐの【阿峴洞カンジャンケジャン】です。阿峴（アヒョン）駅3番出口から徒歩約3分。入り口は大通りから右手に入った方にあります。オレンジ色の看板は目立つのですぐ見つけられます。こちらでは新鮮なカンジャンケジャンを頂けると、観光客からローカル客まで人気のお店なんです。

カンジャンケジャンとはカニの醤油漬けの事。平均相場はカニ1杯3,000円程ですが、阿峴洞カンジャンケジャンでは1杯およそ1,800円と相場の約半値という良心価格。なのにカニは臭みがなく新鮮ともっぱらの噂。筆者も頂きましたが噂は本当でした。しかもカンジャンケジャンを注文すればお味噌汁とおかずと赤飯がついてきます。お店のご主人や店員さんは皆さんとても優しくて、丁寧な接客をして下さるのでローカル感満載のこぢんまりした店内は大盛況です。

夕食を食べてお腹がいっぱいになったらホテルのある東大門エリアに戻りましょう。もちろん就寝の為ではございません。ショッピングの為です！東大門エリアの本番は【夜】なのですよ。女子旅たるものおトクにショッピングをする為には、夜の時間も余す事なく使いましょう。（しかも疲れたらホテルはすぐそこ！ウレシイ！）

東大門でのショッピングでおすすめなのは革製品、衣類、靴、コスメです。東大門はコスメショップやファッションビル、カフェに至るまでまさに眠らない街。他のエリアにホテルをとっていると終電を気にしなければいけませんが、東大門エリアにとっておけば好きなだけショッピングができるので大変便利です。

レザーの手袋やカバン、ジャケット等を卸売りしている東大門の有名な市場です。こちらでは良質な皮製品を卸値で買えると業者から観光客までたくさんの人が深夜にも限らず訪れます。筆者も2012年にこちらでイタリア製のレザージャケットを購入しましたが、とてもなめらかで未だ現役活躍中です。デザイナーの友人に「良い皮だね、高かったんじゃない？」と言われ、1万2千円（当時）と言うと「店頭価格で4～5万円くらいの物だと思うよ」と言われた事があります。飽きのこないベーシックなレザー製品は長く愛用できるのでおすすめです。

その他東大門での激安ショッピングの記事も執筆していますので、興味のある方はぜひご覧下さい。

初ソウルの方にもリピーターの方にもおすすめしたいのが韓国の焼肉チェーン店【セマウル食堂】。ソウルの主要な場所にはどこでもありますが、店構えがハングルなのでこの写真のハングルと同じ文字を探して下さいね。営業時間はお店によって様々で、中には24時間営業の店舗もあります。

こちらの人気メニュー【練炭プルコギ】は、うす～くスライスされたプルコギが甘辛いタレで味付けされており、やみつきになるお味。1人前900円で写真は2人前です。その隣に控えるのは【7分キムチチゲ】（600円）。こちらは豚肉が入っていてライスが1人前ついてきます。ぜひ韓国の『混ぜ混ぜ文化』に倣ってライスにチゲをかけ、韓国のりをのせて混ぜ混ぜしてパクッといきましょう。ランチタイムにはこの7分キムチチゲを求めて入店するサラリーマンやOLの姿も見受けられる程、こちらも人気のメニューです。

旅程が2泊以上の人は少し足を伸ばして【高速ターミナル】もルートに組み込んで行ってみて下さい。明洞や東大門からは電車で40分程かかりますが、プチプラの物がたくさんあってショッピングが楽しめます。例えばこちらの写真のお店なら、全て10,000円ではなく10,000W。つまり日本円だと1,000円です！お安い！

こちらも1,000円～！よく見ると左上に日本語で「いらっしゃいませ」と書かれています。

お店の並ぶ場所は高速ターミナル駅の地下です。明洞や東大門から一駅の忠武路（チュンムロ）で乗り換えれば1本で行けます。

いかがでしたか？食べて、買って、歩いて、撮って、友情も深まる事間違いなしの旅行先、ソウル。

沢山の見所があるので、予めルートを決めて効率的に回るようにしてみてくださいね！

そうすると、ケンカもなく最終日まで仲良く過ごせますよー！

この記事が皆さんの女子旅をより良い物にしてくれる事を願ってます。ショッピング編もどうぞよろしくお願いします！