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キリマンジャロの登山体験談!5泊6日で制覇するアフリカ最大の山!準備・注意点を大公開!

2022.02.16

キリマンジャロは、標高5895m。タンザニアの最高峰、そしてアフリカ大陸の最高峰でもある山です。コーヒーの名前としても有名ですね。この山に5泊6日で登ってきました。登山道やキャンプ地の様子、日程詳細などをレポートします!

この記事に登場する専門家

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冒険と登山が好きな自転車乗り

うなお丸

植村直己さんに憧れて登山を始めました。世界のあちこちに旅をするのが大好きです。よろしくお願いいたします。

  1. キリマンジャロ登山レポート!
  2. キリマンジャロ登山のポイント
  3. 5泊6日のポレポレキリマンジャロ登山の詳細!
  4. キリマンジャロ登山1日目・麓からマンダラハットまで
  5. キリマンジャロ登山2日目・マンダラハットからホロンボハットまで
  6. キリマンジャロ登山3日目・ホロンボハットで高度順化
  7. キリマンジャロ登山4日目・ホロンボハットからキボハットへ
  8. キリマンジャロ登山5日目・アフリカのサミットへ到達
  9. キリマンジャロ登山6日目・ホロンボハットからモシへ
  10. キリマンジャロ登頂記念をゲット!
  11. キリマンジャロ登山にまつわるいろいろ
  12. 登山道具一式を紹介
  13. キリマンジャロ登山ツアーの代金
  14. お腹は下したけれど元気に登頂!
  15. 筆者のインスタグラムはこちら
セブンサミットのタペストリー

こんにちは! うなお丸です。

植村直己さんにあこがれて登山を始めた私にとって、大陸最高峰は絶対に登りたい山です。

その一つ、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロに登ってきました。

登山ルートやキャンプ地、山頂の様子をお伝えします。

登山概要はこんな感じ!

山小屋の整備されたマラングルート

登山ルート

最もポピュラーといわれるマラング・ルート、通称コカ・コーラルートでの登山。

5泊6日。

モシから出発、登山ゲートはマラング・ゲートからでした。

全日山小屋泊です。

中1日休息日ありの日程で山頂に立ちました。


食事

基本的に1日2食ないし3食。

2食は行動がメインとなる日だけです。



ツアーメンバー

単独でしたが、途中から日本人の方と一緒になり、終始共に行動を行なっていました。

現地登山会社のガイド1人、コック1人、ポーターが3人。

(キリマンジャロ登山はガイドが義務付けられています)

キリマンジャロ登山には難しい技術は不要

大地にそびえる山

キリマンジャロ登山は難しい技術を必要としません。大陸最高峰の中では比較的難易度は優しい部類に入ります。


また、雨季などでは山頂では雪となる事もありますが、基本的な雪渓歩きと、夏山の登山技術があれば登れます。

ただ、後述するように、寒さ対策が必要であることや、1日の獲得標高がかなり高い為、高山病に対する対策は必要です。

赤道のそばなのに雪が積もることがある

雪の積もる山頂

キリマンジャロは年間を通して登れる山。12月頃でも8月でも登る事が出来るので、年間を通してベストシーズンとも言えますね。

私が登ったのは8月でした。


赤道近くにあるので暑いと思われがちですが、標高が高い部分は非常に寒く、山頂には氷河が残っていました。地球温暖化の影響もあるため、昨今では溶けてきているという部分もありますが。

雨季などの時期によっては上部が冠雪する事があり、とても寒くなるそうです。

高い山なので高山病には気をつけて

山腹より地上を望む

キリマンジャロは5895mの高い山となっているため、6000m峰と同等の高山病対策が必要。

行動2日目以降は富士山の標高を越えた場所で泊まることとなります。

高山病のリスクは非常に高いと言えるでしょう。


また、登頂日にはキボハットと呼ばれる最終キャンプ地からかなり急な坂を登っていかなければなりません。この辺りの行動の有無、また成功の可否は、酸素の少ない状態に体がどれだけ順応しているかにかかってきます。

ガイドには、出来るだけゆっくり行きたいという旨を話しておくのが良いでしょう。


また、水分補給も非常に大切。私は日本からポカリスエットの元など、飲みやすい飲料の元を持っていき、現地で飲むようにしていました。

マラング・ルートからのポピュラー登山

ホロンボハットの山小屋

私が使ったルートは、マラング・ルートという最も一般的なルート。

山小屋が完備されていて、登りやすいルートでした。

山頂までの道のりも最短になっています。

キリマンジャロ国際公園の看板

1日目は、モシの町から車で山のふもとまで移動し、マンダラハットまで登りました。

距離:8km。

標高:1860m→2730m。

登山口までの移動方法

登山口のマラングゲートにて

登山当日になると、当日の朝決められた時間に、ツアー会社にチャーターされた車がホテルにやってきました。この料金も登山代に含まれているようです。

朝10時に出発、同じ登山会社で申し込んだ別パーティーの方々と共に、モシの街から標高1860mにあるマラングゲートへと向かいました。

1日目はおしゃべりを楽しみながら

ランチボックス

登山の申し込みを行い、出発・・・と思ったら、昼ごはん。

チキンとハンバーガーをのんびりと食べて出発でした。

チキンとハンバーガーは冷えてはいましたが、かなり美味しい味でした。

樹林帯

いよいよ出発です。

魔法瓶に入れたお茶を飲みながら、のんびりと緩やかな坂を登っていきました。

この辺りはまだまだ樹林帯。

野生のカメレオン

ガイドの方がカメレオンなどを捕まえてくれたり、アリの大群をみつけて色々と説明してくれました。

マンダラハットで日本人と合流

マンダラハット

そうこうしているうちに、今日のキャンプ地であるマンダラハットへ到着。

マンダラハットの入り口

ここはジャングルの樹林帯のような中にある場所で、結構鬱蒼とした中にある小屋でした。

マンダラハットの管理小屋と仲良くなった登山者

小屋では食事、お湯などを出してくれます。「高山病にならないために、頑張って水分を飲んでおくように」といわれ、水分をしっかり取ってのんびりと自由時間を夕方まで過ごしました。


途中日本人の方が来て、意気投合。同じ部屋にするかといわれたので、日数も同じだったため、キャンプサイトに交渉して同じ部屋にしてもらいました。

満員だとできないそうですが、融通が利いたようで、日本人同士であまりストレスを感じる事なく眠る事が出来ました。


ガイドの方は何と外で寝ていました。中々タフな仕事なようです・・・。

植層が変わり始めるエリア

この日は朝から次のホロンボハットを目指します。

距離:12km。

標高:2730m→3750m。

お茶休憩

ホロンボハットへ至ると、草原地帯に入る事になり、植生が変わってきます。キリマンジャロ登山の面白いところは、この植生が変わるのをのんびりと眺められるところではないかと思います。

ジャングルから草原へ変わるのが、徐々に変わるのかと思っていたら、かなりいきなりぱっと景色が変わったのはびっくりしました。


時々休憩を取って、魔法瓶のお茶を飲んでました。

標高が富士山を越えること、また登りが少しづつきつくなってくることから、ガイドさんも「ポレポレ(のんびり)でいいから登り続けよう」とすすめてくれました。

ホロンボハット入り口

自分たちは日本人同士で話し合いをしながら、そして時々休んだりしつつ、のんびりとお茶を飲んだりしながらだらだらと登り、結果、だらだらしすぎて景色なども見つつ登っていたら、キャンプ地に着いたのがその日の最後でした。

ホロンボハットと晴天

あまりにだらだらとしすぎてしまい、ガイドに少し呆れられたのを思い出します。

ホロンボハットの夜はかなりの寒さ

ホロンボハットでの食事

この日はここで晩ご飯を食べ、その後就寝。

晩ご飯はコックやポーターのおかげでフレッシュなものを食べられました。


星空がめちゃくちゃ綺麗でしたが、流石に標高が3000mを越えたため、かなり冷え込みました。お湯をもらっておき、そのお湯を夜中に少し飲んだりしながら過ごしたのを思い出します。


翌日はここに滞在(4日コースの人は滞在なし)し、周辺を散策すると聞かされました。

ここのハットには電気がなく、ヘッドランプだけが夜中に頼りとなりました。

ホロンボハットからゼブラロックへの道

この日は高度順化を行う1日となりました。

ガイドには動いても動かなくても良い、と言われていました。

同じ日本人グループの2人(自分含む)は行動を、1人は休憩して1日を過ごす、という1日となりました。

縦じまのゼブラロック

お昼ご飯を少し食べてから、往復1時間ほどの所にあるゼブラロックと呼ばれる場所まで、高度順化がてら散策。

ゼブラロックの看板

この辺で標高4,000mほど。

写真撮影も楽しかったです。

知り合った日本人とガイド

小屋ではガイドもコックものんびり。

日本人とガイドと一緒に、明日からの事、日本での山の話をしたり、また、アフリカを旅していてどこが良かったか、などの話をして過ごしました。

ゼブラロックへの道の途中でお茶休憩

水分を取るようにという指示は相変わらずガイドさんから出ていて、紅茶、コーヒーや、日本から持ってきていたポカリスエットの残りをしっかりと飲みました。


雲海と星空が相変わらずすごく綺麗な1日でした。

登山道と自分

この日はキボハットまで一気に登りました。

距離:9.6km

標高:3750m→4703m。

坂がきつくなってきます

坂道が急になり、標高を稼ぐ区間。

草原帯から高所の砂礫帯へと風景が変わるエリアとなります。


空気が薄くなるので、山荘を越えてからはかなりのポレポレペースで歩きます。

が、高山病気味の登山者はここがかなりきついようで、しんどそうに歩いていました。また、上のキボハットからは、高山病で倒れたであろう人が一輪車の台に乗せられて猛スピードで運ばれてきていました。

山頂を望めるベンチ

いくつかのカーブを曲がると、まるでこの世の風景とは思えない、まるで別の惑星のような風景が目の前にどんと広がっており、一度休憩。

目の前にはでかい山があり、その一番てっぺんがアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山頂となります。

カーブの後はキボハットまでは直線で歩き、山を回った所にキャンプ場がある、とのことで、そこまでしっかりと歩きました。

途中の道は富士山の砂場ような感じで、足を取られる道が続き、かなりしんどかったです。

ラストウォーターポイント

途中、ラストウォーターと呼ばれる水分補給を行う場所がありましたが、水は枯渇していました。ガイドさんも、ここの水はあまりよろしくない、と言っていましたが、実際汲んでいる人はほぼほぼいませんでした。

アフリカの大地

後ろを振り返るとアフリカの赤い大地が見えました。それだけでもかなりの感動を覚えました。

そして眼前には、近すぎてもう山頂が見えないキリマンジャロが見えます。

ほぼ眠れなかった最終キャンプ

引用: https://www.instagram.com/p/BfYCx6DBc-i/?utm_source=ig_web_copy_link

夕方にキボハットに到着。

疲れ切っていて、写真が撮れませんでした。

この日だけはほぼゆっくりする時間はなく、バタバタとした状態で食事をすませ、就寝。

外は0℃以下の気温でしたが、山小屋と寝袋のおかげでさほど寒くありません。

翌朝は何と夜中1時に出発とのことでした。

ただ、空気が薄く、何度かうつらうつらはしたものの、すぐに息苦しくて眼を覚ます、ということを繰り返していました。


そんな訳で、ほぼほぼ一睡もしないまま、山頂アタックの日を迎えることになりました。

アフリカのサミット

ついに登頂日。

キボハットから山頂までは5.5km。

標高は4703m→5895m。

引用: https://www.instagram.com/p/B2jcQnxgrBa/?utm_source=ig_web_copy_link

1時になり、ガイドが食事を取れ、といってきました。ここでの食事は基本的に朝はオートミールのような食事がメイン、またパンなどです。

ただし、私は、前の晩からかなりお腹が痛い。

どうやら途中で飲んだ生水に当たってしまったようで、あまり食べられませんでした。

それでも無理やり突っ込まなくてはと思い、オートミールと暖かい紅茶、そして持ってきたカロリーメイトを食べて出発しました。

引用: https://www.instagram.com/p/BFY_wlZRqik/?utm_source=ig_web_copy_link

最初はキボハットのちょうど正面にある崖を登っていく形になり、その上にあるギルマンズ・ポイントを目指します。

そこから稜線を伝って歩いて、ウフル・ピークと呼ばれるアフリカ最高地点、つまり、キリマンジャロ山頂に至ることとなります。


どうやらかなり遅がけに出た方らしく、かなり先の方にヘッドランプが見えました。

体調は最初は良くありませんでしたが、歩いているうちに元気を取り戻し、ハイペースで歩きました。

ガイドも「かなり調子がいいみたいだね」とか声をかけてくれ、途中色々話をしながら登っていたくらいで、気づいたらギルマンズポイントについていました。

ギルマンズ・ポイントについてお茶を少し飲んで、出発。この辺りで夜が明けてきましたが、かなり冷え込んでいたため、身体をできるだけ温め、途中お茶などを飲みながらゆっくりと歩いていきます。

登頂

何度か小さい降り、そして登りを繰り返し、最後の登りを登って、ウフルピークにたどり着きました。

時間は7時半ごろ。

別の日本人を山頂で待ちつつ、30分ほど山頂で過ごし、それから下山をしました。


自分が登った時は、かなりの晴天で、下に雲海が広がっており、ものすごく綺麗な日でした。

アフリカ大陸最高峰からみる氷河、そして今まで登ってきた道が下の方に見え、感動して涙が流れました。ここまで登ってきてよかった、とおもいました。

再びギルマンズポイントを経て下山

ですが、登山は下山がメイン。ここから降りるのも中々一苦労でした。


まず、眠い。とても眠いのです。

昨晩寝てないので、その眠気が数十分感覚でものすごい勢いで襲ってきました。

ゆっくりと時間をかけ、キボハットに降りてから、水分を取りました。10時ぐらいだったと思いますが、水分を取ってから13時ぐらいまで二段ベッドで寝ていました。気づいたら昼になっていて、お茶を飲み、行動食だけ食べて降りました。

一休みしたおかげで降りはかなりの早さで行動でき、そのままホロンボハットへ。

ホロンボハットで熟睡

ホロンボハットの朝

この日はホロンボハットで寝ることとなり、晩御飯もそこそこに疲れのままに寝袋を引いて横になりました。

考えてみれば昨日からほぼほぼ寝ていない訳で、そう考えると大変に眠かったのですが、それでも山頂に立てた喜びの方が大きかったのを覚えています。

思い切り熟睡して、気づいたら朝になっていました。

一緒に登った日本人も同じ感じだったようです。

下山道

最終日は少しゆっくり出発。

昼ごはんはマンダラハットで食べると聞いていたので、のんびりと出発することとなりました。


今まで歩いてきた景色を逆に見ることになり、非常に新鮮な下山でした。また、酸素が濃くなる感覚があり、だんだんと息がしやすくなったのを思い出します。

山小屋

昼ごはんはマンダラハットで食事。

この昼ごはんの時にチップを支払うこととなっていて、チップを支払いました。

ガイド・コック・ポーターに全部で150ドル。

チップに関しては基本が何も定まっていないので、最初にどの程度払うかを決めておいてから都度活躍を見た上で、支払うのが良いかと思います。

ツアーオフィスでバーベキュー

マンダラ・ハットからはジャングルの雰囲気を楽しみ、ハイキング気分で下山を行いました。

下山後には登山事務所へ。ガイドが登頂してくれたことを証明してくれました。

その後、乗合のチャーターの車で登山ツアーのオフィスへと皆で向かいました。


登山ツアーのオフィスに帰ってからは祝福、歓待を受け、皆でバーベキューなど行い、楽しい時間を過ごしました。

また機会があれば再度訪れたいと思った、いい登山となりました。

登山証明書を受け取る

ガイドと共にツアーオフィスに帰ると、ウフルピークへ行った証の金縁の証明書をもらいました。

ただ、紙っぺらの証明書なので、日本に帰ってからラミネートして保管しています。

4泊5日?5泊6日?

登山中の一休みポイント

今回、私が登った日程は、5泊6日でした。

4泊5日と迷ったのですが、高度順化のために時間をかけて登った方が確実だと思って、長い日程にしました。


日本からツアーでくる場合でも、余裕をどこかで1日持てる日程を組み、5泊6日の日程とすると登頂できる確率は上がると思います。

登山中の食事について

ハンバーガー

チキンやご飯が基本となる食事でした。

食事に関してはどの現地ツアー会社を選んでも変わらないそうです。


朝ごはんはいつもパンです。基本的にオートミールかぱさぱさご飯、もしくはこのパンなので、途中から飽きがくる人も多いようでした。

他には、チキンを基調にしたような濃厚なとろみのあるスープが出ていました。

このスープ、こってりしていて、高山病になると飲むのがきついかも。

高山病の人向けに食事を作るとかそういった考えはあんまりない感じがしたので、スポーツドリンクなどの口直し的なものを持っていくことをおすすめします。

水分補給は大事!ですが……

最終のキャンプキボハットで水を飲んだ直後からかなり気持ち悪くなり、腹痛がしばらくおさまりませんでした。

同じことを訴えている人が何人かいたので、多分原因は水。

ただし、キャンプ地の場所としてもこの水ぐらいしか利用するものがないので、余裕があれば煮沸しましょう。(飲まないわけにはいきません)

アクセス拠点の町はモシがおすすめ

タンザニアの空港

キリマンジャロの麓の町は2つ存在し、アルーシャかモシからの出発となります。

登山ツアーの会社はどちらにも多いのですが、ツアー会社から登山口まで近いのはモシ。


モシはかなり小さい街ですが、キリマンジャロ空港がある他、お店もひととおりあって、ある程度の物であれば揃うので問題はありません。

また、ナイロビやダルエスサラームの治安はあまり良くないため、目的が登山のみなら飛行機を利用し、現地入り、現地でツアー会社を探して登山、登山の後一気に飛行機で帰国するという方法が安全だと思います。


私はダルエスサラーム経由で帰国したのですが、ダルエスサラームで飛行機のお金を引き出した直後に強盗にあって、お金を全部渡す羽目になりました。

あまりおすすめしません。

衣類

ギルマンズポイントでの服装

半袖シャツ

長袖シャツ

登山ジャケット


登山ズボン

オーバーズボン


薄手袋

厚い手袋

分厚い靴下


耳あて付き帽子


ローカットの登山靴


3日目までは、あまり暑くないので半袖に薄手の靴下という軽装でした。

4日目以降は冷えてくるので、ジャケットや厚手の服が必要となりました。

着替えの枚数は、フリース1、長袖2枚、半袖3枚で足りました。

乾きやすい化繊のものが便利。

山小屋の水道で洗濯して使いまわしていました。

ギア・雑貨

引用: https://www.instagram.com/p/B4KLpUBgOJc/?igshid=1lf0nytahbxz6

寝袋

ポール

ナルゲンボトル

魔法瓶

ヘッドライト

タオル


80リットルザック

ザックカバー


★アフリカを縦断していたので、その行動の後に、という形でしたので、荷物は兼用のものが多かったです。

★山小屋とご飯がツアーに付いているので、かなり軽装です。

登山以外で便利な荷物

充電器類

登山を記録するための、携帯電話やカメラを充電するためのケーブル、変圧器、変換アダプターが便利。

タンザニアの電圧は220~240V、コンセントの形状はBFというタイプになります。


ゴミ袋

荷物をぐるっと包む事ができるサイズのゴミ袋を持っていきました。山小屋で休む時に、荷物をまとめて入れておけるので便利でした。


レインカバー

唐突にスコールが降ってしまうことがあるので。アウトドアでは傘より合羽が便利です。荷物をがばっと覆うことで、簡易的な盗難防止にもなります。


ヘッドライト

登山以外でも有効に使えます。街中で、特にモシやダルエスサラーム近辺では停電が多発していました。


プリペイド式カード

この時は持って行かなかったのですが、プリペイドカードはかなり有効。

そもそも論としてタンザニアは治安があまりよくありません。クレジットカードの世話になることが多いのですが、盗難やスキミングなども多いため、チャージした金額しか使えないプリカが安心です。

食料品

タンザニアのレッドブル

ツアーに含まれていたので、自分ではあまり用意していません。

チョコレートや飴、スポーツドリンクの粉だけ持ち歩いていました。

万札

日本からだと、ツアーの料金が40万~70万くらい。

登山内容に関しては変わりません。

モシで探して申し込むツアーが15万から30万円程度ですので、そう考えると、3倍から5倍程度の額となる事が多いです。

ただし、航空券や、現地のホテル、送迎も込みですので、気持ちや時間的な意味で余裕を持って登りたいという人におすすめです。

利用したのは現地ツアー

ガイドとポーター

私が利用したのは、Njari Tourと呼ばれる現地の会社。

モシに存在する、キリマンジャロツアーやサファリツアーなどの斡旋会社になります。

(キリマンジャロ登山はガイドが義務付けられているため、ソロでの入山はできません)

ツアー代、入山料、小屋使用料、トイレ使用料、食料品、チップ、などが入って16万ほど。


また、モシの街やアルーシャにいくつかツアー会社があり、大体同じ値段でした。

基本的には内容はほぼほぼ変わらないと思っていいと思います。

また、ケニア・ナイロビの空港をすぐ出たところにも、アウトドアツアー会社がありました。ナイロビin out で日程を組んでくれる他、ケニア山へのツアーも催行してくれるそうです。

タンザニアのお札

ツアーを交渉する際に重視した事はチップ代金の有無についてでした。


この事でほかの人たちがもめているケースを数多くみかけましたので、あまりチップは高くもなく低くもなくがいいです。

最もチップを払うのはガイド、その後、コック、ポーターと言う形で良いかと思います。

ツアーは雨天決行

タンザニアのツアー会社では、大抵の場合雨天決行になります。

ある程度以上の大雨は、ツアー申込の際に予測できるので、その日をずらして申し込みましょう。

突発できつい雨が降った場合、決行するかどうかはガイドの判断によりますが、なかなか長い雨が突発で降ることはないので、日程が変更になることはめったにありません。


都合による日程変更

申し込みをしたのち、出発するまでの間に都合が悪くなって日程変更をしたい場合、受けてくれる会社とそうでない会社が存在します。

現地のツアーの場合、申込時にいくつかの日程を提示してくれるので、その中での日程変更なら可能な会社が多いそうです。

ただし、予約がいっぱいでガイドが足りない日は変更を受け付けてくれません。

帰りの飛行機から見下ろしたキリマンジャロ

キリマンジャロでの登山をまとめました。

途中、生水に当たることはありましたが、無事登頂。

登山中に日本人の友達ができたり、ガイドともおしゃべりしたりと、楽しい登山でした。

これからキリマンジャロへ向かおうとする人への参考になれば幸いです。

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