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ジャイプールの観光スポットをお届け!インドのピンクシティーの魅力はコレ!

2022.02.16

ジャイプールは世界遺産の城壁など、見どころ満載の観光都市です。しかも、可愛い服がいっぱいでお買いもの天国。観光をメインにするか、ショッピングも楽しめます。意外とアクセス便利で、インドらしさを堪能できる街、次の旅行はぜひジャイプールへ!

  1. ライター紹介
  2. 日本からジャイプールへのアクセス
  3. ジャイプールがピンクシティと呼ばれる理由
  4. ①まるで彫刻作品のよう!ジャイプールのシンボル【風の宮殿(ハワーマハル)】
  5. ②象のタクシーで有名!【世界遺産アンベール城】
  6. ③壮大な雰囲気!【ナルガール要塞】
  7. ④壮大で感動!!!【ジャイガール城塞】
  8. インド【ジャイプール】のおすすめグルメ
  9. インド【ジャイプール】はショッピング天国!
  10. 1日で満喫できるジャイプール観光

ライター、桃子と申します。 バンコク在住6年の間にタイ国内をはじめ、近隣諸国やヨーロッパなど25か国以上に旅行し、その経験をもとにアンコールワットの街、カンボジア・シェムリアップでゲストハウスを経営。カンボジア在住中は、クラチェやコンポントムなど、日本人にはまだ知られていないカンボジアの観光地を訪れ、欧米人観光客に人気のシアヌークビル、ロン島もお気に入りです。現在はタイ在住。

日本からジャイプールへ行くには直行便が出ていないので、乗り継ぎの必要があります。日本からデリーへ行き、そこから飛行機でジャイプールへ向かうのもいいですが、安く行くなら、タイのバンコクからAirAsiaを利用することをお勧めします。バンコクで一泊してからジャイプールへ向かえば、インドとタイ、2か国を楽しめます!

ジャイプールに来て驚くのは、街の建物がことごとくピンク(実際にはサーモンピンクに近いオレンジ)であることです。そのため、ジャイプールはピンクシティと呼ばれています。

なぜ街中がピンクなのか?それは1727年にイギリスのヴィクトリア女王がジャイプールを訪れた際に、当時の王様(マハラジャ)が、インドで歓迎を意味する色、ピンクで建物を塗ったことが始まりといわれています。ただ、私は、ピンクじゃなくて濃い肌色では・・・と思いましたが。

ジャイプールのシンボル、風の宮殿(ハワーマハル)。 マハラジャの側室が住んでいた宮殿です。側室たちは外に出ることができず、この宮殿の中で暮らしていたので、宮殿内部から外が眺められるように小さな窓がたくさんついており、彫刻作品のように美しい壁面が有名です。この窓はちょうどブラインドのように、外からは見えず、中からは外の景色が眺められるようになっています。

風の宮殿は、中に入らないで、外側から見た方がきれいです。ガイドさんもそう言っていましたが、中には広場があり、それを囲む回廊があるだけで、これといった見どころはありません。しかし、宮殿の上に上がってみたい人はぜひ中に入ってみて下さい。私は中に入ってみましたが、宮殿の上はすごい人ごみで上がる勇気がありませんでした。

象のタクシーで有名なアンベール城。丘の上にあるので、通常は歩いて登りますが、象に乗って登ることもできます。象の歩みは人間が歩く速度とあまり変わりませんが、記念に象に乗って登るのもいいですね。私が行ったときは象のタクシーは大人気ですごい行列だったので、歩いて上がった方が早かったです。

お城の中は定期的に塗り替えされているので、壁に描かれた美しい絵も、建築当初の鮮明な状態で見ることができます。すべて手描きとは思えない、緻密な美しさは、まさしく世界遺産級。絵画を見ているような気分になれるお城です。

中はとても広く、フードコートやミュージアムもあり、見どころ満載です。ナルガール要塞は外敵の侵入を防ぐために万里の長城のように長い城壁が続き、それが周りの山々とマッチして、壮大な雰囲気を感じることができます。ものすごく壮大な要塞で感動したのですが、私にはこの後のジャイガール城塞が素晴らしかったので、この要塞の印象が少々薄れてしまった感じがします。

また、ナルガール要塞の近くにはラクダに乗れるスポットがあります。1回1,000円程度で、ラクダに乗ってゆっくりお散歩。途中、写真やムービーもたくさん撮ってもらえます。この写真もドライバーさんに撮ってもらったものです。ぜひドライバーにお願いして、ラクダに乗るスポットに連れて行ってもらいましょう。10分程度ですが、結構太ももが疲れるので、10分で十分だと思います。個人的には乗馬と同じくらい疲れました。

ジャイガール城塞の入場料は200ルピーですが(2019年5月現在)、一部エリアは入場無料なので、観光の最後に夕陽を見に来るといいでしょう。でも、入場料の価値以上に見どころが多く、個人的にはこの城塞が一番良かったです。

ジャイガール城塞は地元の人には「タイガーフォート」と呼ばれています。この城塞は自然豊かな丘の上にあり、丘の頂上まで来る途中の森には、野性の虎が住んでいるからです。実際に観光タクシーのドライバーは、夕方この道を通って野生の虎が道路を横切るのを数回目撃したとか。

街からかなり遠い上に虎が出るということで、この道路を歩いている人はいません。しかし、夜になるとカップルの密会場所になるのだとか。カースト制度が残り、結婚相手は親が決める風習が強く残っているジャイプールでは、自由恋愛も命がけです。しかしもし虎が出ても、車の中にいれば安全なのでご安心を。私としては、車の中から野生の虎を見てみたかったです。

インドと言えばカレー!ですが、それと同時にインドにはベジタリアンが非常に多いので、おしゃれなベジタリアンカフェに行くか、本場のカレーを食べるか、迷うところです。「ホテルカリヤン」のバターチキンは、カレーほど辛くなく、マイルドな味なので胃腸が疲れている人にもおすすめです。

お腹に自信のある人はぜひ屋台でケバブをどうぞ。スパイスの効いた本場の炭火焼きケバブは、一度食べたらやみつき!お店によってスパイスが違い、鶏の部位も選べるので、ケバブ屋めぐりも楽しいです。1串の量が多いので、私はこれだけでお腹いっぱいになりました。

胃腸が疲れ気味の方はベジタリアンカフェへどうぞ。ジャイプールにはベジタリアンレストランがたくさんありますが、外国人ビジネスマンに人気なのが、「アノーキカフェ」。有名ブティック「アノーキ」の中にあり、かなり混んでいますが、美味しくてボリュームもあり、ベジタリアンミールとは思えないほどです。ただ、すごく混んでいたので相席になりました。

ジャイプールの名産品と言えば、ブロックプリント!木版にインクを塗り、それを白い布に押し付けることで、様々な柄をプリントしていきます。一般的に柄が複雑で多色使いなほど高価で、シンプルなものは安価です。

この写真は、私がジャイプールで買ったスカートを並べたものです。ブロックプリントのお店はジャイプールの至る所にありますが、市場ではスカートが300円程度、高級ブランドでは1万円から3万円程度と、値段はピンキリです。有名ブランドの「アノーキ」や「ソーマ」「コットンズ」を巡るだけでも、目の保養になります。

また、世界最大のシューズブランド「Bata」の靴が安いのもインドでショッピングをする上での大きなメリットです。本国であるチェコよりも安いのでは?と思うほど安く、さらにセールも頻繁に行っているので、可愛いサンダルが2,000 円程度で購入できます。調子に乗って4足も買ってしまいました。

結局私は靴4足、スカート10枚(10枚で5,000円くらい)も買ってしまい、空港で荷物がオーバーウェイトになってしまったのですが、服を全部着て「これで乗ります!」と言ったら、空港職員の人がOKしてくれました。こういう部分は意外とゆるい国で助かりました。

ジャイプールは非常に広い街ですが見どころが密集しているので、1日車をチャーターすれば主な観光スポットとショッピングエリアは見ることができます。インドというと、衛生面や治安など不安に思う点も多いと思いますが、おしゃれなカフェやレストラン、ブティックが多く、移動も車をチャーターすれば楽々。ジャイプールは世界中から観光客が集まる可愛い街なので、きっとインドのイメージが変わることでしょう。