Pl4hjnhabsolybminbux

タイ

CATEGORY | タイ

パタヤの在住者がお届け!年に1度の水掛け祭りソンクラーンの様子

2022.02.16

まるで子供のように、大人達が水を掛け合い,大はしゃぎするパタヤのお祭り。 それがタイのソンクラーンです。毎年開催されるこの水掛け祭りは有名です。 パタヤでは、約1週間ほども続きます。日本では絶対に有り得ないこのソンクラーン。 その驚きの光景をご覧下さい!

  1. ライター紹介
  2. パタヤのソンクラーンとは
  3. パタヤのソンクラーンの武器
  4. パタヤのソンクラーンの衣装
  5. パタヤのソンクラーンに参戦
  6. パタヤのソンクラーン・街中は大停滞
  7. パタヤのソンクラーン・街中の大停滞の原因はこれ
  8. パタヤのソンクラーン恐るべき氷水
  9. パタヤのソンクラーン・ソイ7も大変な騒ぎに!
  10. パタヤのソンクラーン・一般家庭も参戦!
  11. パタヤのソンクラーン・とんでもない奴がいた!
  12. パタヤのソンクラーンを終えて・・・
  13. パタヤへの交通手段
  14. パタヤのソンクラーン・開催時期・参加方法等

パタヤ在住のソイカーボーイです。サラリーマン人生20年を経て独立。自分で事業を始め、山あり谷ありの険しい道のりの中ハワイ・ロス・グアムを皮切りに中国・韓国・香港・バリ・ベトナムなど海外を飛び回り様々な商材を輸入し日本で販売してきました。しかし、仕入れ目的で行ったタイが自分にピタリと合い、約10年以上バンコクで仕入れ活動を行ってきました。

ふと、立ち寄ったタイのリゾート地パタヤに魅了され早期リタイアし移住して現在に至ります。英語は勿論、日常タイ語なら今では話す事が出来ます。タイでは驚くような金額で、素晴らしい場所に住む事が出来ます。それもタイの魅力ですね。 タイは常夏の国。私は日々、屋上プールにて泳ぎを楽しんでいます。

私のパタヤでの日々を綴ったブログです。パタヤの日常をブログを通してお楽しみ下さい。

まるで子供時分に戻ったような笑顔が咲いています。

ソンクラーンとは水掛け祭りの事を差します。タイの各地で毎年4月ぐらいに開催されるのです。その理由は、タイが丁度、夏の時期になるからです。まさにぐんぐんと気温が上昇する、夏に向かって開催されるのです。

ソンクラーンはタイの各地で行われるのですが、特にバンコクとパタヤが有名です。各地で行われるソンクラーン。その中でもパタヤの開催が1番長いです。日程はバンコクが終わってからパタヤというようになっています。その為、バンコクを終えてから、パタヤに来て再び参戦する強者までいる程。

年々変化するソンクランーンの武器達

皆、思い思いに相手に水を掛ける武器を持ちます。おもちゃの大型マシンガンのような銃が一般的ですね。かなり大きな水掛け銃が人気が有り、年々大型化が進んでいるようです。しかし、シンプルで一番強力なのが、写真のブルーのパイプ型の武器です。これは一気に水が吹き出し強烈な威力を持っています。

余りにも強力なので、ビーチロードのような車が走る場所では使用禁止のようです。万が一、バイクの運転手の目に当たり、転倒すると危険ですからね。背中に水を入れたタンクを背負うタイプの武器を持っている人も見かけました。まるで、ゴースト・バスターズのようです。

ソンクラーン時期はアロハシャツ

ソンクラーンの時期になると、パタヤの人達はアロハを着ます。それが、一種の街全体のお祭りムードを盛り上げています。この時期、ショッピングセンターに行くと色とりどりのアロハが売られています。ハワイでのアロハとは、少し違うイメージで、ソフトで可愛いアロハです。皆、このアロハを着てこのお祭りを祝います。

ちなみに、この日の為に、日本の友人が祭りのハッピを持って来てくれました。友人は青のハッピ。お揃いでソンクラーンに参戦です。この衣装は多分、パタヤで目立つ筈。そう思い、張り切って羽織って、勇んでソンクランに参戦。すると目立ち過ぎて、総攻撃を受ける羽目に、全身ずぶ濡れにされてしまいました。

先ずはソイ6に出撃!

タイでは「何々通り」というのを「ソイ」という言葉で表します。この日は友人が待つ、ソイ6「6丁目通り」に向かいました。ちなみに私のペンネーム「ソイカーボーイ」はバンコクに実在します。「カーボーイ通り」という意味です。

ソンクラーンが繰り広げられる道路は、まさにゲリラ豪雨が去った後のよう。一面凄い水たまりです。それでもなくてもタイの道路は水はけ事情が悪いのに。私と言えば、ソイ6入口からこの真っ赤なハッピのせいで総攻撃を受けました。

ソイ6通りには通路を挟んで沢山のバーが並んでいます。その店頭に、シューターズが構えているのです。

※シューターズ=水掛け戦士。時には、通り向かいの店同士で攻撃しあったりします。しかし、基本は通りを行く人達VS店の店頭の人達の戦い。その構図がソンクラーンです。

ソンクラーン中の交通事情

ソンクラーン中のパタヤはとんでも無い大停滞の毎日。写真はセカンドロードと呼ばれる大通り。どこの通りも車が動かない状態が続きます。その為、バイクなどは歩道を走って行きます。これには驚きました!日本では考えられません。

ソンクラーン時期に来られる方は、セントラルエリアに宿泊しましょう。ナクルアやジョムティエンエリアになんか宿泊するとたどりつけません。車が中々動かないからです。また、大通りへの進入が禁止になったりするのでご注意を!

何と!給水車が出動!

街中の通りの大停滞の原因は実はこの給水車。この給水車が各通りに入り、店頭に水を売り歩いているのです。 それも1台や2台では有りません。何台もの給水車が、この狭い通りに押しかけて来ます。

勿論、給水中の水売りのスタッフも攻撃されています。命がけで?水を売っているのです。しかし、1年で一番の稼ぎ時、何が何でも彼らは水を売り歩くのです。

注文すると、店の前の大きなバケツに、この給水車が水を入れて行きます。その間、後ろの車やバイクは全く動けません。 それが渋滞を巻き起し、表の大通りにまで影響しています。

何台も何台もひっきり無しに、この給水車が狭い通りにやってきます。そして給水車だけでは無く、氷売りまでもが来るのです。中にはビニール袋をかぶせて、食事を売りに来る業者までいます。様様な物売りが、この狭い通りに殺到するので大停滞に繋がるのです。しかし、物凄い数の人が集まるので、相当な経済効果でしょうね。

普通の水道水など使いません!

実は、このソンクラーンで掛け合っているのは、生ぬるい水道水では有りません。大きなポリバケツに入れられた水に、巨大な氷を入れて作る氷水なのです。これがまた、とんでも無い冷たさです!掛けられると、日中の暑い陽射しの中でも飛び上がるような冷たさです。

そして、その氷水が洋服に染み込むと急激に体温を奪っていきます。寒気がして、震えるぐらいなのです。

上半身裸のシューターが続出していました。逆にこの方が、体温低下が防げるのです。洋服を着ている方が、氷水を掛けられると吸収して物凄く寒いのです。

ソイ6からソイ7へ移動

ソイ6のお隣はソイ7です。数字の順番にソイ「通り」が並んでいます。ソイ6で参戦した次には、お隣のソイ7へと戦いの場を移しました。体中、氷水でびしょ濡れなので、一旦家に戻り、仕切り直しです。一度家に戻り、温かいシャワーを浴びて服を着替えました。今度は体温低下に備えて、服を2枚重ね。インナーにはヒートテックを!

ソイ7はソイ6よりもさらに狭い通りです。その狭い通りに、ここもまた両脇に無数のバーが立ち並んでいます。そしてその店の店頭では、さらなる壮絶なバトルが繰り広げられていました。

見て下さい!バイクで通りを通り抜けようものなら!この水掛け攻撃!バケツで氷水を浴びせ掛けるのです。前方に給水車が停まっていたりすると、バイクは逃げ場が有りません。やられ放題でびしょ濡れにされます!

子供達も大はしゃぎ!

一般家庭の親子の参戦です。子供をピックアップトラックの荷台に乗せて参戦したりします。ソンクラーンは当然ながら、家族ぐるみの戦いなのです。勿論、大きなバケツに氷水を入れて参戦します。わざわざ、こんな通りに入ってきて、荷台の子供達も両脇の店頭のシューター達と戦うのです。

子供には手加減?いやいやいや、ソンクラーンは問答無用です。子供達にも両サイドの店から、容赦の無い氷水が浴びせられていました。風邪引かないか心配ですね。

掟破りのソンクラーンの重戦車!

実はこのトラック、先ほどまでご紹介していた給水車では有りません!この日の為に、レンタルした放水車なのです!

雄叫びを上げて、店頭に並ぶシューター達に放水車から攻撃!これは凄い!ソンクラーンの戦車のようなものですね!しかし、ここまでやるか!と思いました。いや、ここまでやるから、楽しいのかもソンクラーン!

獲物を捕らえたシューターの笑顔

まさにバケツに入った氷水を、バイクの運転手に掛ける瞬間です。この氷水を背中に流し込むのです。見て下さい、このタイレディの嬉しそうなドヤ顔!

パタヤのソンクラーン。大人なも子供も皆とても素敵な笑顔でした。童心にもどって単純な「水掛け」という遊びに興じる大人達。ルール無用のようで、ルールが存在するこのお祭り。タイならではのお祭りです。日本では絶対に味わえない楽しさが有るので、是非1度味わってみて下さい!

パタヤへは大きく分けて、タクシーとバスの行き方が有ります。バンコク・スワンナプームの1階の8番出入り口から、パタヤ行きバスが出ています。8番横にチケットブースが有ります。タクシーでも行く事が可能ですが、所要時間がほぼ同じなのに対して、料金が大きく違います。バスなら120バーツ約420円、タクシー1500バーツ約5250円。どちらも、約2時間程度です。バスは始発が7:00からで、1時間刻みです。絶対にバスを使う方がお得です。パタヤのバスターミナルに到着すると、ソンテウが待機しています。自分のホテルを告げると、大体の場所まで乗せてくれます。

ソンクラーンは、毎年4月~5月に掛けて開催されます。水掛け祭りなので、本当に単に水を掛け合うだけなのですが、物凄い人の数がパタヤに押しかけて来ます。2か月程前に、ほぼ正確な日程が決まるので、ネット等でチェックをして下さい。ソンクラーンの為に、何か特別なチケット等は必要有りません。ホテルに到着したら、そのまま直ぐに参加出来ます。街の至る場所で開催しているので、お気に入りの場所で参加しましょう。私のおすすめは、今回ご紹介したソイ6とソイ7通りです。戦闘用の水鉄砲は、路上に屋台が沢山でているので、そこで手に入ります。安い物は壊れやすいので注意です。

参加された人の感想、そして執筆者からのアドバイス

ソンクラーンに参加した友人達が口を揃えて言ったのは、凄い!と寒い!です。凄いとは予想以上に大規模に開催されているので驚いたという意味です。本当に、少しコンビニに買い物に行くだけでも、ずぶ濡れにされます。そしてご紹介したように、掛けられる水は冷たい氷水です。掛けられたまま長時間滞在していると、風邪を引いてしまうので、一旦部屋に戻ったりして、こまめに着替えましょう。素材の厚いラッシュガートを着て参加される事をおすすめします。水着でもいいと思います。後は帽子もかぶりましょう。それと絶対に忘れてはいけないのは、携帯を防水ケースに入れる事です。バッグもビニールバッグにして下さい。とにかく、全身ずぶ濡れにされますから。