韓国ソウルで観光客がバスを利用するのは難しい?
みなさんこんにちは!韓国在住ライターのレンズです!
韓国ソウルの市内には、至る所にバス停がありたくさんの路線バスが運行しています。地下鉄だけでは行きにくいエリアも、バスを乗り継ぐことでより簡単にアクセスできるので、ソウル観光がますます便利になること間違いなし!
ただ、ソウルでバスを利用するのは日本人を含む外国人観光客にとってそう簡単ではありません。今回は、「ソウル市内を走るバスに乗ってソウル観光をもっと楽しみたい!」という方のために、ソウルでのバスの乗り方をご紹介していきましょう!
※2017年12月よりテイクアウト用のコップの持ち込みが、ソウル市内バスで禁止になりました。持ち込みをしようとすると注意、又は乗車拒否をされるので事前の処分が必要です。
韓国ソウルを運行しているバスの種類は?
ソウル市内を運行しているバスは、主に幹線バス(青)、支線バス(緑)、循環バス(黄)、広域バス(赤)、マウルバス(緑)の5つの路線に分けられます。
ソウル市内を観光する場合は2路線使いこなせば完璧!
「5路線もあったら、乗りこなすのが大変そう…」とバスに乗る前からヒヤヒヤする方もいるかもしれせんが、ソウル市内の観光でバスを利用する場合は、幹線バス(青)と支線バス(緑)の2つの路線さえ押さえておけばまず問題ないでしょう。
ちなみに、青のバスは3桁、緑のバスは4桁の番号が表示されています。停留所にある電光掲示板で、次に来るバスの番号を確認し自分が乗車するバスの順番を確認しておくと乗り込みがスムーズなのでおすすめです。
ソウル市・近郊を運行するバスのエリア番号
バスは出発地と到着地が分かるよう、2~4桁の路線番号が表示されているので、バスの表示番号を見るとそのバスの運行区域が判別できます。どのエリアに行くバスなのか見当をつけるのに便利なので、目的地エリアの番号は覚えておいても損はないかもしれませんね。
交通カード【T-money】があればソウルでバスに乗るのも簡単!
ソウルでバスに乗る場合、絶対に便利なのがT-moneyカード!このカードを使って、地下鉄から30分以内にバスに乗り換えるとバスの初乗り運賃が4回まで無料になります。現金だとこの割引制度が使えないので、地下鉄とバスに乗る計画がある場合はT-moneyカードの利用をおすすめします!
①バスの大人運賃:【T-money】を利用した場合
【基本運賃】10km以内は1,200ウォン
②青少年運賃(中学生~高校生):【T-money】を利用した場合
【基本運賃】10km以内は720ウォン
※青少年(満13~18歳)の交通カードは購入の際に生年月日の登録が必要
③小児運賃(小学生):【T-money】を利用した場合
【基本運賃】10km以内は450ウォン
※小児(満6~12歳)の交通カードは購入の際に生年月日の登録が必要
④乳幼児(満6歳未満)
乳幼児は、乗客1人が同伴すれば無料(3人まで)。
T-moneyカードのチャージはどこでするの?
地下鉄駅の構内に設置してある、交通カード販売機でT-moneyカードをチャージしましょう。操作は日本語でも可能なので、指示に従って希望額をチャージしてくださいね。
韓国語が読めなくてもバスのアプリがあれば無問題!
ソウル市内のバスの案内や表示は基本的に韓国語が殆どなので、韓国語が読めない外国人観光客にとって利用するにはハードルが高いのが玉にきず。そんな時におすすめしたいのが、こちらのアプリNAVER Map, Navigationです。
NAVER Map, Navigationは、日本語にも対応した地図アプリとして、韓国を訪れる日本人観光客におすすめなアプリのひとつ。
目的地を入力すると、最寄の停留所の名前とID番号、乗車するバスの番号、降車するバスの停留所の名前と所要時間といった、目的地までの詳しい情報を提供してくれるので、混乱することなく目的地まで辿り着けますよ。
ソウルでのバスの乗り方【How to】ガイド
それではいよいよバスの乗車方法の紹介です。T-moneyカードをチャージしてアプリをインストールしておいたら準備はオッケー!目的地を検索し、最寄のバス停をチェックしましょう。
バスの停留所のIDを確認したら、乗車予定のバスを待ちましょう。ちなみに、韓国のバスは日本のバスのようにバス停の前できっちりと止まることは殆どありません。また、乗りたいバスが来たら、手を挙げたりバスの方に近づいて行くなどの「乗る」という意思表示を見せないと通り過ぎることがあるので注意してくださいね。
また、ソウル市内のバスには決まった時刻表はなく、だいたい数分から十数分間隔で運行されています。乗車予定のバスの到着時刻はアプリや電光掲示板で確認できるので、時間はそちらでチェックしましょう。
バスは前の方のドアから乗車し、T-moneyカードを機械にタッチ。
手前の椅子は優先席になっているので、できれば後ろの席に座るようにしましょう。混みあっていて立たないといけない場合は、急発進や急停車に備えしっかりと手すりやつり革につかまっておいてくださいね。
降りる時は、日本と同じように降車するバス停の前でベルを押します。できるだけ早めに降車ドアの前に立って、T-moneyカードもタッチしておきましょう。のんびりしているとすぐにドアが閉まって発車してしまうことがあります。
ソウル市内でバスを利用する場合、乗る時の意思表示、降りる時の準備を早めにしておかないとバス停をそのまま通り過ぎることがあります。また、日本のバスのような穏やかな運転は期待しない方が良いので、転倒などにはくれぐれも気を付けてくださいね。
これであなたもバスマスター!韓国ソウルの観光がもっと便利に!
今回は、韓国ソウルの観光がますます便利になるバスの乗り方についてご紹介しました。以前に比べるとかなり運転も穏やかになりましたが、急発進や急停車が多いので乗車中は気を付けて観光を楽しんでくださいね。