長野で美味しいおやきを食べよう!

こんにちは、meshimeshiです!おやきは長野の代表的な郷土料理であり、子供のころから食べ続けているソウルフードでもあります。長野で採れた新鮮な野菜や、漬物などを小麦粉で包んだ饅頭のような料理です。今回、長野の美味しいおやきのお店と、おやき作り体験ができるお店を紹介します!
おやきは長野のソウルフード!

おやきは長野県に代々伝わる郷土料理で、大人から子供へと代々家庭の味が受け継がれています。長野県は急斜面が多く、寒冷の土地のため米の栽培には向かず、小麦が昔から食べられていました。小麦を薄く伸ばした生地に野菜や漬物を入れて、囲炉裏で炙って食べるおやきは、米の代用品として長野県では定着し家庭の味として伝えられてきました。
子供も大好き!長野のおやきの種類

同じ長野でも地域によって、おやきの種類は様々あります。おやきは焼くだけでなく、蒸したり揚げたりしても食べられおり、生地も小麦粉だけでなく、そば粉を伸ばして使用するところもあります。具材も定番の野沢菜の他、季節の野菜や漬物、小豆などしょっぱいものから甘いものまで様々な種類があります。
子供にも人気の長野のおやきのお店

それでは、子供も大好きな美味しいおやきの名店を紹介します!長野で有名なおやきの専門店であるいろは堂の他、小川の庄おやき村、道中おやき、あづみ堂など長野の郷土の味を広く伝えています。
①長野で最も人気のおやきのお店【いろは堂 本店】

最初に紹介するいろは堂は、信州の山里である鬼無里で昔ながらの炉端で作られるおやきの専門店です。炉端を囲んで食べるおやきは、まるで自宅でくつろいでいるようなアットホームな雰囲気が漂っています。そば粉と小麦粉をほどよく配合した生地はふっくらと柔らかく、こんがりと香ばしい味わいです。

お店の外にはガーデンスペースがあり、なんとペット連れで来店している人も多くいたことにはびっくりしました!おやきは信州の山里で採れた山菜やキノコを中心に、季節の野菜や漬物など種類が豊富で、どれも美味しかったです。私のおすすめは、ぶなしめじとねぎみそ(どちらも220円)です!
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②昔ながらの作り方にこだわったおやき【小川の庄おやき村】

小川の庄おやき村のある小川村は、おやきの名所として県内だけでなく、他県までその噂は広がっています。特に小川の庄おやき村の名物である縄文おやきは、縄文時代の住居を模した竪穴式住居で作られるおやきで、一つ一つ手作りで愛情込めて作られています。縄文おやきは、昔ながらの作り方にこだわり、囲炉裏端で丁寧に焼かれています。

そのため、おやき村のおやきは中までしっかりと火が通り、ほおばると香ばしい風味が口中に広がります。中の具材の味付けも優しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。定番尾のおやきの具の他に、りんご、じゃがいもコーンなど子供の大好きな具材もたくさんあります。私の子供はりんごばかりを選んで食べていました。
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③長野の宿場町の雰囲気を残したお店【道中おやき 奈良井宿店】

道中おやきは、昔の宿場町の風情をそのまま残したおやきのお店です。町の景観に調和し、連日多くの観光客や地元のお客さんで混雑している店です。店の前でおやきを焼いており、その香ばしい香りについつい足を止めてしまいます。道中おやきはおやきだけでなく、ふかふかの食感の肉まんも人気の商品です。

道中おやきのおやきは、外側はカリカリで中はふわっと柔らかいです。饅頭より硬く、パンより柔らかい質感で、中の具材によって味の印象が随分と変わります。小麦の香りを感じる生地で、噛めば噛むほど味わいが増します。野沢菜のおやき(200円)が一番人気ですが、よもぎの入った小倉あんおやきもおすすめです。
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④具材の工夫がピカイチ【田舎おやき】

田舎おやきは、長野県松本市に店を構える人気のおやきの専門店です。皮も具材も全て手作りのおやきで、おやき作り専門の職人が一つ一つ丁寧に作っています。昔ながらの家庭の味がするおやきで、松本でも評判のお店です。人気店なので正午には売り切れの商品が出始めるので、お店に行く前には予約を取る方が無難です。

皮も香ばしくて美味しいですが、私が特におすすめなのが具材の美味しさです。定番の食材である沢庵やナスもひと手間加えてあり、そのまま食べても美味しい沢庵の古漬けに油揚げが加わって食べ応えとコクが足されています。ナスは甘辛い味噌で味付けしてあり、もちっとした生地によく合います。150円~販売でコスパも優れているお店です!
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⑤おしゃれな店内で食べるおやき【あづみ堂】

おやきというと昔ながらの古民家で販売されているイメージがありますが、あづみ堂は、広々とした店内におしゃれな空間が広がる新しいタイプのおやきと漬物のお店です。お店の中央には囲炉裏が設置されており、囲炉裏で暖をとりながら購入したお店自慢のおいしいおやきを、サービスのお茶とともに食べることができます。

囲炉裏を使うことはおろか、見ることさえ珍しくなった昨今において無料で囲炉裏を体験できるサービスは大人だけでなく、子供にも嬉しいサービスです。私の子供も囲炉裏をつかっておやきを焼きたかったようで、おやきを購入すると一目散に囲炉裏の方へ走っていきました。
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⑥蒸かした食べ応えのあるおやき【誠心堂】

誠心堂は、和菓子屋とおやき屋が一緒になったお店です。誠心堂のおやきは和菓子と同じように蒸かすタイプのおやきで、皮は従来のおやきより薄く、具材もしっかりつまっています。皮は薄いですが、しっかりとした弾力があり、噛みごたえがしっかりある生地で、皮にも十分味がついています。

誠心堂の具材は、素材の味を損ねず素材そのものの味を感じてもらおうと、味付けは他の店と比べて薄味となっています。味付け自体は薄味ですが、素材の味が濃いのでほとんど気にならないです。誠心堂のおやきは蒸してあるので、油を使っていない分ヘルシーで、味付けも薄味なので、カロリーは低めのようです。若い女性もたくあん買いに来ていました。
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⑦アイディアにあふれたおやきの具材【おやきのいろり堂 諏訪湖SA】

おやきのいろり堂は諏訪湖SAに隣接しているお店で、テイクアウト専門のおやきのお店です。サービスエリアの中に座敷があり、買ったおやきは座敷でも食べられるようになってあります。定番の具材の他、シカ肉入りのおやきや、チーズフォンデュ風に味付けした具材など季節限定の珍しいおやきも食べられます。

生地はふわふわというよりは、中川はカリッと中はふわっとした食感が特徴のやや硬めで食べ応えのある生地です。ちょっと濃いめの味付けの具材に見事にマッチする生地で、他にはない個性が感じられました。子供はクリームチーズソースのおやきを美味しそうにほおばっており、一口頂戴と言っても無言で食べ続けていました。
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長野で子供と一緒におやき作り体験
長野では、美味しい郷土料理のおやきをいつまでも大切に次の世代に伝承しようと、おやき作り体験を長野各地で行っています。できたおやきはその場で食べるだけでなく、持ち帰ることもできるので、美味しく作れたおやきをお土産にすることもできます。

①手ぶらで体験!試食付き【小川の庄おやき村】

おやきの有名店である小川の庄おやき村では、美味しいおやきの体験教室が行われています。おやきの具材は定番の野沢菜と小豆となっています。作ったおやきはその場で食べても持ち帰りも自由です。1人540円と体験料金も安く、準備物も全て用意してもらえるので、手ぶらで体験教室に参加することが出来ます。

所要時間は、おおよそ30分ほどとなっており、生地のこね方、具材の詰め方などおばあちゃん先生が丁寧に教えてくれます。途中、私の子供はぐずりましたが、最後までなんとか作ることができました。できたおやきを食べて一番はしゃいでたのは私の子供のようでした。
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②長野で人気のおやき体験教室【おやきや総本家 松代店】

おやきや総本家 松代店もおやきの体験コースを実施しています。門前おやき体験コースは1人1080円で60分間みっちりとおやき作りを楽しむことができます。門前おやき体験コースでは5つのおやきを製作します。小麦粉を練って具をつつむところまで行い、蒸す工程は工場内で専門の職人が行っている様子を見学します。

蒸している間に、おやきについての歴史やエピソードなどおやきにまつわる楽しい話を聞くことができます。おやきが蒸し終わったら、その場で試食するか、お土産として持ち帰ることができます。
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③おやき以外にも長野郷土料理を学べる【体験倶楽部 道祖神】

体験倶楽部 道祖神は、おやきづくり体験の他、そば作り体験やガレット作り体験など、長野の郷土料理に関する様々な体験コースを実施しています。おやき作り体験は、1時間半みっちりと体験できるコースで、小麦を練るところから、火を入れるところまで体験することができます。また、出来上がったおやきはその場で試食することもできます。

おやき作り体験は合計6個のおやきを作ります。費用は2500円と他の体験教室と比べて高めですが、他の体験教室では体験することができないところも、体験することができます。子供の体験にも対応しているので、子供の年齢や身長などを伝えれば、それに応じたセッティングをしてくれます。
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長野で子供と一緒におやきを堪能しよう!

長野のおやきは、長野の厳しい環境に合わせて生まれた郷土料理であり、長野市民のソウルフードとなっています。今回、子供にも喜ばれるおやきのお店や体験教室を紹介しましたが、長野のおやきは奥深く、まだまだ紹介しきれていない名店がたくさんあります。ぜひ、長野に来られた際には、子供と一緒に美味しいおやきを堪能してくださいね!