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メキシコ・カンクンの治安は悪い?在住者が教える7つの注意点をお伝えします!

2022.03.15

メキシコで一番人気のリゾート地、カンクン。メキシコと言えば、麻薬やマフィア絡みの事件などが多く、治安が悪いイメージが強いかと思いますが、カンクンはどうなのでしょうか。リゾート地だから治安はいい?それともやっぱりメキシコだから治安は悪い?そんな疑問に解決します!

この記事に登場する専門家

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メキシコ在住旅好きライター

UC

旅すること、海外で生活することが大好きで海外生活3カ国目。大自然とカラフルな景色が大好き!現在はメキシコで生活しながら国内外いろんな景色を見に行っています!

  1. カンクンの治安ってどうなの?
  2. カンクンはメキシコの中では治安は良い
  3. カンクンが治安がいいのはなぜ?
  4. カンクン・ホテルゾーンの治安情報
  5. カンクン・ダウンタウン(セントロ)の治安情報
  6. カンクンの治安:邦人被害情報
  7. カンクンで安全に過ごすための7つの注意点
  8. カンクンで万が一被害にあったら
  9. カンクンで治安以外に気をつけること
  10. カンクンの治安はいいが十分気をつけて楽しい旅行を!
カンクン

オラー!メキシコ在住6年目のUCです。カンクン旅行を計画するにあたって、治安情報って気になりますよね。安全にカンクン旅行を楽しんでもらうために、カンクンのリアルな治安情報、カンクンに住んでいて筆者が感じたこと、気をつけないといけないことなどをお届けします!

カンクン

筆者はカンクンに住んで6年目ですが、幸いにも危ない思いをしたことはありません。メキシコの中でも治安がいいエリアとされており、アメリカやカナダ、ヨーロッパや南米からなどたくさんの世界中からの観光客で一年中賑わっています。

カンクン

外務省の海外安全情報によると、首都であるメキシコシティは危険レベル1とされていて、十分注意するべきとされています。しかし、カンクンに関してはそのような注意は全く出されていません。同じメキシコの中でもカンクンの治安はいいとされているのはなぜでしょうか。

カンクンの安全は守られている

カンクンの治安がいい理由として、カンクンはメキシコの中で人気ナンバーワンのリゾート地なので、政府が治安を維持しているのです。ただし、年々メキシコの経済状況の悪化により、観光客を狙った犯罪も増えてきているのは事実なので十分に気をつけましょう。

渡航前には外務省情報をチェックしよう

海外旅行をする際は、どのエリアであっても外務省の海外安全情報をチェックすることをおすすめします。エリア別で色分けされていて、注意レベルが書かれています。

外務省の海外安全情報ページはこちら

カンクン

カンクンには大きく分けて2つのエリアがあります。リゾートホテルが立ち並ぶ「ホテルゾーン」、一般市民が生活する「ダウンタウン」に分かれます。それぞれの治安情報を見ていきましょう。

カンクン

夜の繁華街は気をつけて

夜の繁華街

カンクンのホテルゾーンの場合、クラブなどが立ち並ぶ繁華街での事件が起きています。主にスリなどの軽犯罪ですが、人が大勢いる場所+お酒も入って気が緩む場所になりますのでしっかり気をつけましょう。実際にノリノリのアメリカ人が近づいてきて、会話をしているうちに財布を盗られていたという事件も起きています。

人気のないエリアは気をつけて

ホテルゾーン内のお店やレストランが立ち並ぶところは常に人がいますが、ホテルとホテルの間など人が少なくなるエリアがあります。ホテルゾーン内を歩くことは危険ではありませんが、出来ればバスかタクシーを使う方が安全です。

治安

それでは、一般市民が住むダウンタウン(セントロ)の治安情報についてです。ダウンタウンと言ってもとても範囲が広いので、観光客がよく訪れるエリアについてご説明します。

長距離バスターミナル付近は注意

カンクンから空港や他の街へ移動する際によく使われるADOという長距離バスターミナル付近では、観光客を狙った強盗などの犯罪が起きています。バスから降りてきて土地勘がなさそうな観光客を狙った卑劣な犯罪です。

バスターミナルからの移動はたタクシーを利用するか、徒歩の場合でもスマホなどを見ながら歩くことは避けましょう。また、バスが着く時間帯も昼間に合わせるなどしておく方がいいです。

近づかないほうがいいエリア

クルセロ

観光客はあまり近づかないエリアだとは思いますが。カンクンのダウンタウンの北の方、クルセロというエリアもしくはそれより北のエリアは在住日本人もあまり近づきません。特に日本人は目立つので狙われやすくなります。

カンクンの治安

カンクンの治安はメキシコの中ではいいと冒頭で述べましたが、事件が全くないわけではなく、邦人の被害も実際にあっています。どんな被害が多いのでしょうか。在メキシコ大使館が発表している事件ついてご紹介します。

一番多い置き引き

置き引き

一番多いのは置き引きです。カンクンは治安がいいからといって日本と同じようにカバンを置いて席を離すのは危険行為です。また、ビーチで遊んでいる間にカバンなどを盗られることもよく起こっていますので注意しましょう。

  • レストランでカバンを背もたれにかけていて気がついたら盗られていた
  • 地図に夢中になっていたらスーツケースに置いていたカバンを盗られた

などといった、その場にいたにも関わらずに気がついたら盗られていたということもあります。大切な荷物からは絶対に目を離してはいけません。

乗り物や人混みではスリに気をつけよう

乗り物や人混みではスリがよく起こります。公共のバスで居眠りしている間に財布を盗られていたということはよく聞きます。日本のように乗り物内で寝るという行為は危険すぎますので気を張って起きておいてください。

ぼったくりも多発

カンクンの風景

事件とまではいきませんが、ぼったくりは日常茶飯事です。特にタクシーはメーターがついていないので、最初に料金を確認しておく必要があります。ホテルから乗る場合はホテルに料金表があるので、ホテルスタッフに確認しておくといいでしょう。目的地について料金の認識の違いでトラブルになり、支払うまでタクシーから降りれなかったというケースもあります。

スキミングにも注意

スキミングにも注意

クレジットカードを使用したり、ATMを使って現金を引き出す場合も要注意です。実際に銀行のATMでもスキミングの被害は起きています。使用したらオンラインで明細を確認しておくことをおすすめします。

カンクン

カンクンは治安がいいとは言われていますが、日本と比べると危ないことも起きます。何事もなく旅行を楽しめるように、筆者も普段から気をつけている7つの注意点についてご説明します。

1.貴重品を持ち歩かない

外出時はできるだけ必要ではない貴重品を持ち歩かないようにしましょう。そして貴重品はお部屋のセキュリティーボックスに入れておきましょう。特にパスポートは滞在中必要ないので、持ち歩かない方がいいです。

2.夜間の外出は控える

実際、夜でも問題なく出歩くことはできます。しかし、夜中などは人通りも減るためあまりおすすめしません。実際に被害に遭った場合に周りの人へ助けを求めることも難しくなるのでむやみに夜間外出しない方がよいでしょう。

3.流しのタクシーには乗らない

最近では、流しのタクシーに乗ったために強盗に遭うケースが増えてきています。ホテルから乗る場合はホテルで呼び、ショッピングモールなどでもモール内に待機しているタクシーを使う方が安全です。少々割高にはなりますが、安全第一です!

4.民泊は避ける

最近、AirBnBなどの流行によって、民泊をする人が増えてきました。リーズナブルでメキシコらしさも味わえるということで人気ですが、セキュリティ面でとても不安なのでおすすめできません。ホテルかホステルに滞在することをおすすめします。

5.ホテルのATMを使用する

これはATMのスキミングを避けるためです。それと万が一カードが吸い込まれてしまったとしてもホテルスタッフが対応してくれますので、ホテルのATMを使用することが望ましいです。

6.ドラッグ関係者と関わらない

メキシコでもマリファナなどをはじめとるすドラッグは違法です。街中を歩いているとたまにドラッグを販売している人を見かけることがあります。興味本位でも絶対に関わらないでください。事件に巻き込まれる可能性がぐっと上がります。

7.知らない人についていかない

当たり前のことだと思うかもしれませんが、実際に日本人の女子2人がクラブで声をかけられた初対面のアメリカ人の部屋へ遊びに行ったという話を聞きました。幸い何事もなかったのでよかったですが、もしいたずら目的で複数人でホテルで待ち構えていたらなどと考えるとぞっとしますよね。

海外に旅行に来て、楽しむことは大事ですがハメは外しすぎないようにするのが身のためです!

カンクン

被害に遭わないことが理想ですが、万が一スリや置き引きなどの被害に遭ったらどのように対処したらいいのか説明していきます。

警察へ届ける

まずは、警察へ届けます。被害届を出して「盗難証明書」をもらいます。これは、海外旅行保険に入っている場合は保険で盗られた物が保証されるために必要だからです。

警察

ホテルゾーンの警察署はライスラショッピングモールとククルカンプラザの間にあります。

在メキシコ日本大使館へ届ける

もし、スリや置き引き・盗難等の被害でパスポートを失くしてしまった場合、日本に帰国するためには在メキシコ日本大使館へ届けて渡航書の申請を行う必要があります。その場合も警察署が発行した盗難証明書が必要になりますので、先に警察へ届けておきましょう。

詳しくは在メキシコ日本国大使館HPをご覧ください。日本語も通じるのでスムーズにやりとりができます。

在メキシコ日本国大使館のHPはこちら

カンクン

カンクンの治安についてまとめてきましたが、実は事件や軽犯罪以外にも気をつけることがあります。

野生のワニに注意!

野生のワニ

カンクンのホテルゾーンは海とラグーンに囲まれているのですが、ラグーン内には野生のワニが生息しています。ラグーン沿いにあるゴルフ場に出没したり、ラグーン沿いのレストランのテラス席から見ることができたりします。「野生」ですので、もし見かけても絶対に近づいたり触ったりしないでくださいね!

交通事故

交通

カンクンは車社会です。特にホテルゾーンは信号が少ないため、横断歩道も少ないです。歩行者にとって道路の横断が至難の技!公共のバスでもスピードを出して走りますので、道路を横断する際は何度も確認して素早くわたるようにしましょう!

カンクン

カンクンはメキシコの中では治安がいいエリアとなっています。しかしそれはあくまでもメキシコ中での話です。日本のように安全ではありませんので注意は必要です。

スリや置き引きは気をつけてさえいれば防げます!十分に注意して、カリブ海のリゾートステイを楽しんでいただければと思います。また、筆者のブログ(タビメヒコ)でもメキシコ・カンクン情報を掲載していますのでよかったら見に来てください!

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