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キルギス

CATEGORY | キルギス

行く前に読んで欲しい!元協力隊員がお届けするキルギスの気候と治安情報!

2022.02.16

キルギス共和国(キルギス)は、中央アジアに位置し、以前キルギスタンと呼ばれていた国です。あまり情報がなく、「スタン」と付くと何となく怖いイメージがするでしょうか。3回の個人旅行と協力隊員の経験をもとに、キルギスの気候と治安、そして安全対策をお届けします!

この記事に登場する専門家

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旅するアロマインストラクター

momoka

こんにちは。客室乗務員、大学院生、キルギスでの海外協力隊員を経て世界を駆け巡るアロマインストラクターになりました。これまで訪れた国は65ヶ国、世界一周も2回行ってきました。旅先だけでなく、空港ラウンジ巡りも大好きです。美味しいモノと楽しいこと、そしてアロマを探しに世界中を旅しています。

  1. キルギス共和国の気候と治安
  2. キルギスの気候が作る大自然
  3. 知っておくべき!キルギスの特長と治安
  4. キルギスの治安(レベル別危険情報)
  5. 【治安】レベル3地帯:渡航中止勧告
  6. 【治安】レベル2地帯:不要不急の渡航は止める
  7. 【治安】レベル1地帯:十分に注意してください
  8. キルギスの治安(観光地)
  9. 空の玄関口!首都ビシュケクの治安
  10. 陸路での移動!国境の治安
  11. キルギスならでは!山に行くときの安全対策
  12. 人気観光地イシク・クル湖周辺の治安
  13. ラマダン中の治安
  14. 協力隊員の訓練で教えてもらったこと
  15. 安全対策のための情報収集
  16. キルギス旅行を最大限楽しむために
キルギスの山々

こんにちは。キルギス共和国(キルギス)に、協力隊員として滞在していたmomokaです。様々な国に滞在して、その国の治安は、歴史や文化、民族など様々な要因が関わっているのだなあ、と感じています。キルギスでは、特にその傾向が強いと思いました。なので、治安だけに特化するのではなく、その背景もお伝えしながら安全に旅するために大切なことをお伝えしたいと思います。

キルギスの4月

キルギスは天山山脈の恩恵を受け豊かな水資源を持ちますが、国土に占める農地は7%、森林は4%しかありません。内陸国特有の大陸性気候で、日中の日差しが強く、1日の気温差が大きいのが特徴です。

首都ビシュケクの気候

2016年7月の首都ビシュケクの最高気温は 38度、最低気温は12.5度でした。1月には氷点下25度まで下がり、水道管が破裂してしまうこともあったそうです。

夏の避暑地・イシク・クル湖周辺の気候

夏のイシククル湖

キルギス北東部には、琵琶湖の約 9 倍もの大きさを持つイシク・クル湖があります。湖に流れ入る川はあるのですが、出る川がない不思議な塩水湖です。氷点下になる冬でも凍りません。

首都ビシュケクの最高気温は 38度、最低気温は12.5度でした。1月には氷点下25度まで下がりましたが、


湖周辺の町では、ビシュケクに比べると2,3度下がりますが、やはり夏は暑いです。しかし、湖の水は夏でも冷たいままなので、夏場は涼を求めて人々が集まってきます。

地方都市カラコルの気候

雪の朝

登山口の入り口であるカラコル(標高1700m)が私が赴任した町です。湖周辺よりさらに気温は下がりますが、空に近い分、日差しは強く感じました。

4月初め、長袖にジャケットで過ごせる気候だったのですが、ある朝起きて窓の外を見たら一面雪景色が広がっていて、ビックリしました。キルギスの春の気候も三寒四温のようです。

杏の花

4月後半になると、カラコルのあちこちで花が咲き始めました。なかでもサクラに似た杏の花が咲き乱れる姿は圧巻です。キルギスに住む日本人は、杏の花を見てお花見していました。

カザフスタン国境近くの気候

エスパルセットの花

キルギスの協力隊員が大好きなタスマ村があるカザフスタン国境。日本のテレビ番組でも紹介された場所です。6月ごろ、暖かくなり始めると、農地が一面ピンクの花で覆われます。この時期になると登山やサイクリングする観光客が増え、観光に最適な季節を迎えます。

【気候】ちょっと体験談①

キルギスでひと夏過ごすと、肌や髪の毛がバリバリになってしまいました。花を摘んで窓側に置いておくだけできれいなドライフラワーになるほど乾燥が激しい気候です。保湿化粧品や日焼け止めで肌や髪の毛を保護しても、帰国までバリバリのままでした。

キルギスでは、浄水場の機能が低いため、水質が悪く、カラコルの家の蛇口は1カ月で砂が溜まってしまいました。雨が降ったあとは茶色い水が出ます。なので、水道水は飲めません。ペットボトルの水は安く手に入るので、歯磨きにも使用していました。

キルギスの気候に合わせた服装

キルギスは、夏は暑く、冬は寒いという自然とともに生きている実感が湧く場所です。夏場でも場所によってはフリースがあった方がいい場合もあるので、玉ねぎのように重ね着できる服装を持って行くことをおすすめします。

キルギスは多民族国家

民族衣装を着た女性

キルギスは、日本の約半分の面積に40以上もの民族が住んでいる多民族国家です。人口は610万人で、人口の約70%を占めるキルギス系の人びとは、日本人と同じ蒙古斑を持つ民族です。中には日本人と顔が似ている人もおり、「古来、キルギスと日本人は同じ民族で、魚好きは日本へ、肉好きはキルギスに残った」とも言われています。

キルギスは、国名から「スタン」を取りました。「スタン」とは、ペルシャ語由来の言語で「国」を意味します。旧ソ連からの脱却や周辺国との差別化の他、「スタン」があると怖いイメージがあるから取ったとも言われていました。

キルギスの国旗

キルギスの国旗

キルギスの国旗は赤地に黄色い太陽が中央にあります。太陽の光を表す模様は、40の民族を表しています。そして、その中に遊牧民族の移動住居であるユルタの天井が描かれています。

キルギスの宗教

聖三位一体教会

キルギスの主な宗教はイスラム教スンニ派ですが、キルギスに暮らすロシア人の間ではロシア正教会が一番信仰を集めています。そのため、イスラム教の国を旅しているという感覚の他、様々な宗教を信仰している人びとが共に住んでいる国という意識を持つことが大切です。

イスラム教徒が多い国ですが、レストランなどでアルコール類は飲むことができます。しかも値段はあまり高くはありません。しかし、周りには宗教的理由で食べたり飲んだりできない人がいることにも配慮が必要です。

キルギスの言葉

キルギス語の看板

キルギスではロシア語が公用語として使われています。首都ビシュケクでは英語表記も増えましたが、地方に行くと、表記もキルギス語とロシア語のみになります。文字を見るだけでは想像できない単語も多いので、トラブルを避けるため、ロシア語の翻訳アプリなどを持って行くことをおすすめします。

ちょっと体験談②

旧ソ連の影響を受け、キルギスの識字率は高く若い人の中にはキルギス語とロシア語の両方を流暢に操る人もいます。私が協力隊員として派遣されていた部署のミーティングでは、最初キルギス語で話していたのに、いつの間にかロシア語に変わっている!しかも、誰も気にしていない!という面白い様子が見られました。

キルギスは、親日家も多く、場所を選べば女性1人でも旅行できる国ですが、地域により治安の良いところ、悪いところが比較的はっきりしています。そのため、旅行を計画するとき、外務省の「海外安全ホームページ」で安全な地域を確認することが大切です。

キルギスの危険レベル
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/attached2_master/2018T029/2018T029_1_Detail.png

「海外安全ホームページ」によると、キルギスの危険度は、レベル1・レベル2・レベル3のエリアに分けられています。レベル1の場所ですと、十分な注意しながら観光することができますが、レベル3の地域は渡航が禁止されています(2019年7月現在)。

キルギス国内でも南西部は治安が悪くなっています。キルギスの南にはタジキスタンがあり、西にはウズベキスタン、その南西部にアフガニスタンがあります。1番治安の悪いエリアとなるのが、南西部の国境付近です。

レベル3の地域での被害事例

ウズベキスタン及びタジキスタンの飛び地を含む国境付近で紛争が発生すると、治安当局により予告無く国境が封鎖されるなどの事態も発生しています。下記のような被害事例があり、これら地域への渡航は、どのような目的でも禁止されています。

1999年夏には国境を越えて侵入してきたイスラム過激派組織による邦人誘拐事件発生。

2014年1月に国境警備隊員間での銃撃戦による負傷者。

2015年6月、ウズベキスタンとの国境付近において両国国境警備隊間での銃撃戦が発生。

現在、国境を接するウズベキスタンとタジキスタンとの関係も改善されつつあり、近年イスラム過激派等による大きな事件は発生していません。そのため、以前は渡航禁止であっても危険情報をレベル3からレベル2に引き下げられている地域もあります。しかし、不要不急の渡航は控えて下さい。

レベル2での被害事例

やむを得ない理由で渡航・滞在する場合には、報道等により最新の情報を入手するよう努めるとともに、必要に応じて現地事情に精通したガイドを同行させるなどの十分な安全対策が必要です。

2013年5月に一部の野党勢力による抗議活動が発生し、同州政府庁舎を占拠するとともに、数日間にわたり、ビシュケク・オシュ間の道路が封鎖された。

2013年5月、イシク・クル州ジュティ・オグズ地区では、同州の鉱山運営を巡るデモ隊と警官隊との衝突が発生し、多数の逮捕者と負傷者が出た。

ビシュケク市内

私たちが観光できるのは、このレベル1の地域です。しかし、首都ビシュケクを含むキルギス全土では、反政府勢力によるデモ活動、イスラム過激派によるテロ行為及び同過激派と治安当局との銃撃戦等が発生するおそれがありますので、レベル1でも十分注意が必要です。

レベル1での被害事例

「レベル1」は、国際空港がある首都ビシュケクの他、イシク・クル州にあるイシク・クル湖、登山口があるカラコルがあります。

2010年4月、チュイ州,タラス州,ナリン州及びイシク・クル州などの北部地域で野党勢力による反政府集会が開催され,各州の行政府庁舎が占拠された。

2013年5月、イシク・クル州ジュティ・オグズ地区で同州の鉱山運営を巡るデモ隊と警官隊との衝突が発生し,デモ隊によりバスが放火される等,一部が暴徒化した。

【治安】ちょっと体験談③

協力隊員は、原則一人でも公共交通機関(マルシルートカ)を使って移動します。月に1,2回、6時間かけて、ビシュケクとカラコルを往復しました。特に危険だとは感じませんでしたが、マルシルートカは満員にならないと出発しないので、朝早く出て、夜の移動にならないよう気をつけました。

ビシュケクまでの道はきれいに舗装されたので、移動は問題ありません。しかし、途中何かあったとき、助けを呼ぶ場所も逃げる場所もないので、乗る車は故障しなさそうなモノを現地の人に選んでもらうようにしていました。

ここでは、レベル1にあたる空港やビシュケク市内、観光地の治安について現地大使館・総領事館からの安全情報」からの抜粋と体験を交えてご紹介したいと思います。

「現地大使館・総領事館からの安全情報」

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0996

空港から市内までの治安

キルギスのマナス国際空港からビシュケク市内までは約35kmで、移動手段は 380番のマルシルートカという乗り合いバスかタクシーです。経験上、危険を感じたことはありませんが、他の国同様に手荷物の取り扱いには注意が必要です。

ビシュケク市内の治安

ビシュケク市内

直近では、以下のような被害が報告されています。

2019年4月27日(土)の夜中,ビシュケク市内のスーパーマーケットにおいて、銃器を使用した強盗事件が発生しました。犯人2名は、銃器を所持したまま現在も逃走中です。深夜の外出、24時間営業の店舗への立ち寄りは危険ですので避けてください。

2019年6月27日(木)の夕方、ビシュケク市内の公園において、邦人被害の強盗事件が発生しました。犯人4人は、現在も逃走中です。見知らぬ者から声をかけられた場合、立ち止まることなく、できる限り早くその場から離脱してください。

市内の中心地は、日中なら女性一人で歩いても問題はありません。ただ、「デモ」には要注意です。デモが起こる前は、周辺にもその情報が流れるので事前に避難することが大切です。しかし、一人旅だと情報を得るのが難しい場合もあります。

そのため、人が多く集まる場所では、自らの安全確保に特に努めるようにするとともに、「在キルギス日本国大使館」の公式サイトを常にチェックすることもおすすめします。

国境付近

キルギスとカザフスタンの国境は比較的安全で、陸路での移動に利用されています。出入国できるのは、ビシュケクに近い「コルダイ (Қордай)国境」と、カラコル市に近い「ケゲン(Kegen)国境」の2カ所です。

日本のパスポートを持っていると、キルギスは60日以内、カザフスタンは30日の滞在であればビザは不要です。

【治安】ちょっと体験談④

多くの人が利用する「コルダイ国境」は、日中とても混雑していました。私の場合、2回とも移動に利用したタクシーやマルシルートカが先に通関して、私を待ってくれていました。でも、車の混雑でドライバーさんがなかなか来られない場合もあるそうです。

国境付近の治安は問題ないのですが、通関の時間が読めない!ドライバーさんと再会できない!という問題があるようです。

一方、「ケゲン国境」を2回利用しましたが、スムーズに通関できました。国境付近の治安も不安は感じませんでしたが、カザフスタンのアルマトイまで山越えになるので、現地のガイドさんに同行してもらいました。

なお、2010年4月のキルギスでの政変の際には、「コルダイ国境」が閉鎖されたこともあります(そのとき、ケゲン国境はまだ利用不可でした)。なので、陸路で周辺国に渡航する場合には、事前に情報を集めることをおすすめします。

キルギスの山

キルギスでは登山やトレッキング目的で簡単に周辺の山々へアクセスできます。複数の人で行く場合は問題はないと思うのですが、一人の場合は、現地の言葉を話すガイドをつけるなど、安全対策を取ることを強くおすすめします。

2014年1月、中国との国境付近の山中で、狩猟中だったキルギス人が刃物で殺害された事例もあります。さらに、狼などの野生動物にも注意が必要です。

奇岩群が有名なジェティ・オグズ

ジェティオグスの奇岩群
ジュティ・オグズ地区では、2013年5月に、同州の鉱山運営を巡るデモ隊と警官隊との衝突が発生し、多数の逮捕者と負傷者を出しました。

私は、滞在期間が長い日本人家族とこの辺りでキャンプしたのですが、政情が不安定なときには危険な場所もあるようです。現地に詳しい人(現地の言葉が分かる人)と山に入ることが安全対策の一つだと思いました。

【治安】ちょっと体験談⑤

ツアーの車

初めてキルギスに行ったとき、ドライバーさんに送り迎えだけしてもらい、一人で山道を歩いていました。幸い、何もなかったのですが、ピクニックに来ていたキルギス人家族に「危ないから一緒にいよう」と声をかけられ、ドライバーさんが迎えに来てくれるまで一緒に過ごしてくれました。

キルギスの人びとは、お客様をもてなすのが大好きで、このように暖かく迎えてくれる人が多いのですが、トラブルは突然やってきます。何も問題がないと、あまりにも長閑な雰囲気なので気が緩みがちなのですが、お気をつけください!

イシククル湖南岸

首都ビシュケクからイシク・クル湖周辺まで、タクシーやマルシルートカで簡単に行くことができますが、4~5時間かかります。公共の乗り物の場合は、スリに要注意です。

チョルポンアタ

イシク・クル湖北岸の最大の町「チョルポンアタ」は、夏場、観光客でにぎわいますので、交通事故や盗難などに注意が必要です。

キルギスにはイスラム教徒も多いため、ラマダン月やラマダン明けの祭り(イード)では、安全確保に十分注意が必要です。

ラマダン中の安全対策

  1. 最新の関連情報の入手に努める。
  2. 特に、金曜日に注意する。
  3. 観光施設、観光地周辺の道路、イベント会場、ホテ ル、ショッピングモールなどがテロの標的となりやすいことを十分認識する。

ラマダン中、私がいた事務所の何人かが昼間断食を行っていました。乾燥しているので水分補給は必要なのですが、暑い中水も飲まないで過ごしてる人々への心遣いは必要だと思い、隠れて水を飲むようにしていました。

協力隊員の訓練で教えてもらった安全対策をご紹介します。このおかで、無事故で帰って来ることができました。

歩いているときは運転手と目を合わせない!

カラコルの町並み

首都ビシュケク以外は信号がない場所も多く、車はスピードを出して走っています。簡単にできる安全対策は「運転者と決して目を合わせない」ことです。運転手と目を合わせてしまうと、車が歩行者の方に近づいてくるからだそうです。

狂犬病にも要注意!

治安以外でキルギスで注意しなければならない安全対策は「狂犬病」に注意することです。

(2019年9月15日)南部オシュで「狂犬病」を発症したキルギス人1名が死亡しました。『狂犬病』に感染しているおそれのある哺乳類に接触した場合,直ちに傷口を石けんで水洗いし,消毒した後,医療機関で治療の上,ワクチンを接種して下さい。

過去5年間では、南部で発生率が高くなっています。「狂犬病」は、犬に限らず猫、コウモリ、牛、馬、リス等、様々な哺乳動物から感染するおそれがあります。

キルギス国内では,ビシュケク市マナス通り41番地にあるЦентр медико-консультативных услуг и спортивной медицины(医療カウンセリングサービス及びスポーツ医学センター)でワクチンを接種することが可能です。

噛まれた場合だけでなく、なめられたり引っ掛かれた場合にも感染するおそれがあります。症状は、発熱・頭痛・嘔吐に始まり、筋肉の痙攣や幻覚が現れます。人の場合、潜伏期間は一般的に1か月から3か月間で、発症した場合は、ほぼ100%死亡します。

集団でのスリに要注意

キルギスの国内経済は良くなのでい状態が続いています。そのため、仕事もなく貧しい人たちが増えてしまい、犯罪に至ることもあるそうです。バスや市場などの人の密集するところで、集団によるスリによる被害が多く報告されています。バスなどに乗るときは「眠らない」ようにして、身を守りました。

警官の詐欺に注意

キルギスを旅行していると、警官の数が多いことに気づきます。しかし、この警官たちが治安を悪くする要因にもなっているのです。警官が旅行者を呼び止めて、ビザや所持品検査をするふりをしながら貴重品を奪ったり金品を要求したりするそうなので、注意して行動しました。

キルギスでは、パスポートを常に携帯することが求められています。しかし、本物の警官に提示を求められても、パスポート以外のものを見せる義務はないので、お財布や貴重品は決して出さないでください。きっぱり拒否すれば引き下がります。

夜間は出歩かない

キルギスの夕方

協力隊員としてキルギスに滞在していたとき、安全対策をとして一番厳しく言われたのが「夜間の外出禁止」です。キルギスでの移動は長距離になることが多いので、陽が沈む前に終わるよう計画することが大切です。

海外安全ホームページ

海外安全ホームページ「地図からの選択」→「東アジア」→「キルギス」を選ぶと、「現地大使館・総領事館からの安全対策・情報」 が見られます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2018T029.html

「たびレジ」の登録

3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在キルギス日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録することを強くおすすめします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ 

在キルギス日本国大使館サイト

在キルギス日本国大使館のサイトでは、注意喚起だけでなく滞在中に役立つ情報が発信されています。

https://www.kg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ブラナの塔

キルギスの郊外では、春から夏にかけて桃源郷のような美しい景色が広がっています。物価も安く、他では味わえない大自然の中での体験ができるおすすめの場所です。

安全な地域を選んでいれば楽しく旅できますので、ぜひお越しください!この記事が、みなさまの旅のお役にたてれば幸いです。

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