カトリックの総本山!バチカン市国って一体どんな街?
こんにちは!
ブダペスト拠点にヨーロッパ各地で色々と活動をしているロン毛ことマエダです。
今回は実際に仕事でもプライベートでも何度か訪れたことのあるイタリアはカトリックの総本山!バチカン市国の観光スポットについてをご紹介していきたいと思います。
総面積0.44平方キロメートル、人口1,000人にも満たないこちらのバチカン市国は世界最小の独立国家として日本でも知られていることは周知の事実であるでしょう。
また世界最大信者数を誇るあのキリスト教の中である派閥「カトリック教会」の本部である聖座の長である教皇の本拠地が設けられていることでも知られているでしょう。
そんなバチカン市国は非常に魅力的な都市であり、位置としてもローマの中心部にあるためかイタリア国内からでも簡単にアクセスすることができます。
他にはカトリック教会の精神的および行政の中心地としての位置付けであるためか、カトリックと非カトリックの両方にとってもバチカン市国には多くの見どころや訪れるべき場所が数多くあります。
また市内に溢れる美しい建物のサンピエトロ大聖堂からバチカン美術館を散歩するだけでも非常に満足でき、他にもシスティーナ礼拝堂からミケランジェロの有名な絵画を見るなど世界最小の独立国家でありなが素晴らしいスポットとなっています。
①バチカン市国を代表する大聖堂!超鉄板人気観光スポット【サン・ピエトロ大聖堂】
まず最初にご紹介をしたいオススメの観光スポットはこちらの「サン・ピエトロ大聖堂」であります。
ここサンピエトロ大聖堂は言わずと知れた世界で最も神聖なカトリックの教会の1つであり、毎月何千人もの巡礼者や観光客が訪れるスポットとなっており、聖ペテロの墓の上に建てられたこの素晴らしい教会はバチカン市国へと訪れた際には見逃せないマストスポットであるに違いないでしょう!
またサンピエトロ大聖堂の建設の歴史は非常に長く建物自体も圧巻の規模であり見応え抜群となっており、一度大聖堂が第二次世界大戦時に破壊された後、再建するのに100年以上の歳月をかけ当時の最も有名な建築家により現在の姿へと生まれ変わりました。
そんなサンピエロ大聖堂はバチカン市国の観光を予定されているのであれば絶対に見逃すことの出来ないマストポイントであると言えるでしょう。
世界最大の教会であり世界で唯一無二の美しい聖堂であり、現代の姿も先ほどの様に17世紀に完成を成し遂げてからというもの120年の歳月をかけた歴史の宝庫であります。
もちろん入場は無料ですがドレスコードが存在しており、あくまで神聖な場所である為、小汚い服装やサンダルなどでは入場を断られるケースがあります。
ロン毛も声を大にしてオススメしたい、絶対に訪れるべきバチカン市国のマスト観光スポットです!
②バチカン市国の人気ランドマーク【サンピエトロ広場】
続いてのオススメしたい人気観光スポットはこちらの「サンピエトロ広場」であります!
こちらのサンピエトロ広場は、先ほどのサンピエトロ大聖堂の前に設けられた地元バチカン市民も観光客の間でも愛されるバチカン市国が代表するもう一つのランドマークです。
サンピエトロ広場は17世紀にベルニーニによって設計されたとされており、バシリカとバチカン市国の主要な入り口としてもしられています。
また2つのセクションに分かれておりベルニーニは「すべての教会のマトリックス(母体)」を称える意味合いをもたせたいという思いでデザインされたと言われています。
サンピエロ広場では手すりに沿って140体の聖人の像、2つの雄大な噴水、ミケランジェロのピエタ、大聖堂に通じる広い遊歩道、聖ペテロと聖パウロの像などいくつもの美しく気高い文化遺産が数多く飾られており独特な雰囲気を醸し出しています。
③「最後の審判」が飾られたバチカン市国の宝【システィーナ礼拝堂】
続いてのオススメ観光スポットはこちらの「システィーナ礼拝堂」であります。
ここシスティーナ礼拝堂は15世紀に建てられたとされており、教皇のプライベートチャペルおよび枢機が新しい教皇を選出する場所としても運用されており上記でご紹介をした観光スポットにも引けをとらない神聖な場所とされています。
またバチカン市国内でも人気の高いスポットであり、システィーナ礼拝堂の内観では天井と祭壇の後ろにミケランジェロのフレスコ画の傑作が展示されており非常に見応えのあるものとなっています。
他にもシスティーナ礼拝堂の天井には有名な旧約聖書の物語りが大規模で描かれており、祭壇の後ろにはキリストの再臨と審判の日を描いたあの有名な絵画「最後の審判」があります。
もちろんシスティーナ礼拝堂の内壁にはボッティチェッリ、ギルランダイオ、ロゼッリ、ペルジーノなど有名な芸術家のフレスコ画も飾られており実に一度は自分の目で見て肌で感じて頂きたいものがあります。
④天使の橋【サンタンジェロ橋】はバチカン市国観光では絶対に訪れたいスポットの1つ
続いてのオススメ観光スポットはこちらの「サンタンジェロ橋」であります。
こちらのサンタンジェロ橋は有名な彫刻家「ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ」によって設計された11体の美しい天使の彫刻が立ち並ぶ聖橋となっています。
またバチカン市国の「ポンテ・サンタンジェロ」「天使の橋」という愛称で呼ばれて織り壮大なトラバーチン大理石に沿った美しいであり、彫刻された天使はそれぞれイエス・キリストが死刑によって味わった「苦しみと死の物語」を象徴しているとされています。
もとは当時の権力者ハドリアヌス帝によって西暦1349年に建設されたとされているサンタンジェロ橋は、古代ローマの中心部とバチカン市国を結ぶ重要な交通手段とされていたとされています。
非常に歴史的にも意味深いものであるこちらのサンタンジェロ橋は当時「アエリアン橋」とも呼ばれていたとされ、長年にわたりキリスト教徒の巡礼者が聖ペテロ大聖堂に向かう道としても使用されていたとされています。
他にもサンタンジェロ橋は16世紀当時では魔女狩りや異端者たちの遺体を並べるためのポイントとしても使用されていたとされており、バチカン市国市民の人々に時の権力に反すればどうなるのか、その先を警告する意味合いで行なっていたとされています。
⑤大天使ミカエルが降ったバチカン市国の聖城【サンタンジェロ城】も観光すべき!
続いてのオススメ観光スポットはこちらの「サンタンジェロ城」であります!
ハドリアヌス帝の霊体が残るとされる神聖なサンタンジェロ城は、その堂々とした佇まいからバチカン市国でも有名なランドマークの1つとなっています。
今日までサンタンジェロ城は彫刻から絵画、中世時代の武器、その他の軍事作品の顕著なコレクションを所蔵しておりかつて要塞として使用されていた姿を現代に残したまま、13世紀に作成された秘密の通路や教皇、その他の公職の聖職者たちなどの逃げ道もそのまま残っています。
またサンタンジェロ城上階には華やかなルネッサンス様式のインテリアとバチカン市国の街並みを壮観できる絶景のテラスも設けられており、一度足を踏み入れれば圧巻の光景に言葉を無くすことは間違い無いでしょう。
サンタンジェロ城の歴史は城自体の多層構造と同じくらい複雑なものとされています。
壁には1800年以上に続いた戦争による血と涙が染み付いているとされ、伝説では大天使ミカエルが上に現れたとされ、その時に大天使ミカエルより「サンタンジェロ」という名前を与えられたと言われています。
その時の奇跡を表したのがサンタンジェロ城の頂上にそびえ立つ印象的な天使の像があるといされています。
また14世紀のサンタンジェロ城は、現在も城に残っている「高架の通路バセットディボルゴ」を介し、バチカンに接続された軍事要塞の役割を引き受けていたとされ、後に刑務所としても使用されることとなり、死刑執行が行われ処分された囚人たちの無残な遺体が放置された場所であったと言われています。
⑥バチカン市国の〆の観光スポットは絶対ここ【バチカン美術館】
続いてのオススメ観光スポットはこちらの「バチカン美術館」であります!
もともとは16世紀に教皇ユリウス2世によって設立されたバチカン美術館にはバチカン市国で最も数多くのアートコレクションが展示されていると言われています。
館内は長い廊下が縦横無尽に惹かれその道にはエジプトのミイラからエトルリアの作品、ルネッサンスの巨匠など他にも現代美術を見ることができます。
またバチカン美術館の中には「Cortile della Biblioteca」「Cortile della Pigna」「Cortile del Belvedere」という名前の3つの美しい中庭が設けられてこちらも是非チェックしておきたいところであるでしょう!
バチカン美術館は非常に大規模な美術館であるので1日ですべてを見るのは不可能に近いため、個人的には事前にご自身の中で「見逃せない」という展示品を抑えた状態で当日向かうのがベストかなっと思います!
カトリックの総本山!聖地バチカン市国の観光スポット ー総括編ー
いかがでしたでしょうか。
今回はバチカン市国のオススメ観光スポットについてを厳選し6つに絞りご紹介をしてきましたが気になった場所は見つかりましたか?
もともと知名度も高い海外旅行先としては非常に人気の高い街であるバチカン市国ですが、他にも様々な観光スポットが点在しているので是非ともそちらもチェックされてみてくださいね!
この記事が気に入った方は、ロン毛がハンガリーをまとめた記事も読んでみてください!