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カザフスタン

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カザフスタンの気候・物価・治安まとめ!女性一人旅は危険?ベストシーズンは?

2022.02.16

あなたはカザフスタンと聞いてすぐにどんなところだか思い浮かびますか?カザフスタンの気候・物価・治安情報をまとめました。カザフスタンに女性1人でって大丈夫?旅行前に知っておきたい注意点やベストシーズンが丸わかりです。カザフスタンにはカザフ料理もあるので、そちらについても紹介します!

この記事に登場する専門家

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カザフスタン在住ノマドブロガー

トーマス 藍

海外生活8年目。現在はカザフスタンの首都で生活中。
アメリカ人夫と日本人の私とカザフスタン育ちの子供たちとの生活をブログに綴っています。
日本語学校のない国で子供たちをバイリンガルに育てるために日々奮闘中。

  1. カザフスタン在住者が解説します
  2. カザフスタンてどんな国?
  3. カザフスタンの気候とお勧めの時期!
  4. 主な都市と観光名所
  5. カザフスタンの物価は?
  6. カザフスタンは安全?治安は?
  7. カザフスタン女性一人旅で気をつけた方が良いエリアは?
  8. カザフスタンでそのほか気をつけること
  9. カザフ料理を試してみよう
  10. カザフスタンのおすすめのお土産
  11. カザフスタンに行くなら今がチャンス!

こんにちは!

カザフスタン在住5年目の藍です。

カザフスタンの情報ってあまりないですよね。

いつも友達から

「カザフスタン?どこ?なにがあるの?」

「パキスタンとかアフガニスタンの近く?治安は?危なくない?」

「女性一人で行くと危ない?」

「気候は?寒いの暑いの?」

このページで全部答えておこうと思います!

民族衣装の人々

カザフスタンは中央アジアに位置しています。

ロシアの下、中国の上辺りで世界最大の内陸国です。

かつては国民のほとんどが遊牧民族でしたがソビエト時代に定住化され、今では遊牧生活を送っている人はわずか。

130以上の民族が住むといわれていて、顔立ちもアジア系、トルコ系、ロシア系等様々です。

話す言語はロシア語、カザフ語。

英語はなかなか通じませんが人懐こい人が多く、困っていると周りを巻き込んで助けてくれます。

特に子供には優しい国です。

日本からの行き方

ヌルスルタン空港

30日以内ならビザは必要ありません。

今年の7月から週一回スキャット航空で成田⇔ヌルスルタン直行便が出ています。

223169テンゲ(約61479円)

アルマティ行きなら韓国で乗り継ぎ。

他に、北京、フランクフルト、モスクワ乗換えもあります。

面積は日本の7倍!世界で9番目に大きい国

カザフスタンの草原

世界で9番目に大きい国ですがそのほとんどが砂漠や草原。

そのため面積のわりに人口は少なく東京の人口の2倍ほど。

市内から1時間も走ればこんな光景が広がります。

美人が多い!

カザフスタンには130以上の民族が暮らしているといわれています。

さまざまな人種が交じり合ったせいか美人、顔が整っている人が多いです。

日本でもバレーのザビーナ選手がかわいい!と話題になりましたよね。

氷樹

カザフスタンの首都ヌルスルタンは世界で二番目に寒い首都といわれています。

冬にはマイナス40度を超えるカザフスタン。

氷のお城が作られたり、木が真っ白に凍ったり、おとぎばなしの雪の世界のようなのですが

実際は息も出来ないほどの寒さ!

冬場は寒さを感じる前に痛い!と感じ、とても外を歩けません。

9月から肌寒くなり、4月の終わりごろまでは雪が降ります。

夏は涼しいのかというと40度近くなる日もあり、暑さと寒さを感じられる国でもあります。

カザフスタンを訪れるベストシーズンは?

カザフスタン馬術

夏は暑いといいましたが日本のように湿気がないのですごし易いです。

日差しは日本よりも強いので対策をしましょう。

6月から8月の間がもっともすごしやすく

自然を満喫したい、観光をしたいというのならこの時期がお勧め。

カザフスタンの文化に触れたいというのならナウルーズと呼ばれる3月のカザフスタンのお正月に来ると面白いと思います。

少し寒いのですが、この時期は様々なイベントが行われており、民族衣装を着た人や特別な料理や伝統スポーツ、お祭りなど、カザフスタンが一番盛り上がる時期なんです!

未来都市?首都ヌルスルタン(旧アスタナ)

ヌルスルタンフォトスポット

ヌルスルタンは20年前に出来た新しい首都なので新しく不思議な建物が多い事で有名です。

ピラミッド、世界最大のテント型ショッピングモール、バイテレクと呼ばれる木の上の鳥の巣を模したタワーなど。

2017年にはエキスポも開かれ、その建物もまだ残っています。

町を設計したのは日本人の黒川紀章氏。日本とも縁が深い国です。

バイテレク

まるでヨーロッパのような町並み!旧首都アルマティ

ゼンコフ教会

旧首都アルマティは林檎の里という意味。

その名のとおり、春には林檎の花がいたる所に咲いていて桜を思い出させます。

カザフスタンの南に位置し、

古い町並みがヨーロッパのようで観光客にも人気がある街。

イスラムの歴史の町!第三の都市シムケント

ヤサヴィ廟

ザ・カザフスタンを感じるならシムケントがおすすめ。

良い意味でも悪い意味でもカザフスタンに来たなぁと感じさせてくれる町です。

カザフ、ウズベク人の割合が多いです。

屋台が多くローカル気分も味わえます。

イスラム教徒にとっては大切な巡礼地であるアフメド・ヤサウィ廟があるのもシムケントの近く。世界遺産にも登録されている貴重な建物です。

シムケントの屋台
カザフのお金

カザフスタンの通貨は

TENGE(テンゲ)です。

100テンゲが27円(2019年9月現在)

空港やショッピングセンターなどの両替所では円を扱ってないところが多いので

カザフスタンに入る前にドルやユーロに替えてくることをお勧めします。

気になる食事にかかる費用は?

スーパーで買う水は500mlが150テンゲ(41円)

現地の人が買うものは安く日本の物価の3分の1ほどです。

逆に外国人しか買わないものは高い。(パイナップルが2000円位したりする)

ローカルのレストランだと500-2,000テンゲ(137-550円)ですが

イタリアンなど外国料理になると2,000-10000テンゲ(550-2800円)になります。


ファストフードのレストランは500-1500テンゲ(137-410円)

ビールは安く500mlが250テンゲ(68円)

バーに行くと

ビール800-2000テンゲ(224-550円)

食べ物2000-10000テンゲ(550-2800円)

移動にかかる費用

カザフスタンのバス

ヌルスルタン市内のバスならどこまで乗っても一律180テンゲ(50円)

時間があるときはバスも楽しいが事前にどのバスがどこに行くのかを確認しておかないといけない。

旅行者にはタクシーがおすすめ。

ウーバーやヤンデックス等のタクシーアプリをインストールしておけば言葉が通じなくても目的地までたどり着くことが出来る。

ぼったくられる心配もない。

空港からヌルスルタン市内へのタクシーは約40分で3000テンゲ(826円)ほど。

市内は30分乗っても1000-1500テンゲ(275-413円)ほど。

外務省のホームページを見るとカザフスタンの治安の危険度はレベル1。

5年暮らしていて治安が悪いな、とか危険だと感じたことはありませんが、スリやぼったくりがいるのも事実。

車の運転も多少荒く感じるのでシートベルトは必ず締めるなど、自分の身は自分で守りましょう!

治安マップ
引用: @OpenStreetMap contributors

①夜のバー

日本でも同じですが夜遅くの繁華街は酔っ払いも多いので気をつけたほうが良いです。

カザフスタンの人は思ったことをすぐ口に出す人が多いらしく殴り合いの喧嘩になることも少なく無いそう

《対策》

喧嘩をしてる人には近寄らない

一人で歩かない、目立った行動をしないなど気をつけて。


②バザール

バザール内は混雑しているせいか、スリに注意!のポスターをよく見ます。

《対策》

貴重品から目を離さない、大金を見せないなど注意しましょう。

アスタナ市内ではアレム、アセムなどのバザール周辺は特に治安が悪いそう。


③旧アスタナ駅の裏

治安があまり良く無いそうです。

《対策》

用がなければ近寄らないほうが無難です。女性一人旅の場合は行くのをやめましょう。

カザフスタンは日本人に似た顔立ちをしているので、格好を気を付ければ、明らかに外国人という風に浮いたりはしにくいと思います。

しかも親日国家でもあるので、日本人だからといって危険な目にあうことはないと思います。


また、イスラム教の教えを守っている方が多いので、貞操観念がしっかりしています。

そのため、女性一人旅をしても危険というわけではないと思います。

カザフスタンのモスク

カザフスタンはイスラム教徒が70%と言われていますが長年ソ連に支配されていたせいか厳格なイスラム教徒は少なく、お酒を飲む人も中にはいます。

それでもモスクなどを訪問する際は敬意をもってはいりましょう!

露出が多い服も避けたほうが良いでしょう。

麻薬やテロなどは滅多にありませんが関わらないように注意しましょう。


カザフスタンで最もよくあるトラブルはタクシーの運賃に関するトラブルだそうです。

2,000テンゲと言われたのに降りるときには20000テンゲと言われた等。

わたしも実際お釣りがないからと小銭をちょろまかされることがしょっちゅうあります。

タクシーに乗るときは事前に金額を確認、法外な額を言われたら断りましょう。

先ほども紹介したとおり、こういったトラブルを避けるにはタクシーのアプリを使うのが安全です。

せっかくカザフスタンに来たのだからカザフ料理を食べて欲しい!

もっと沢山あるのですが一部をご紹介します!

べシュバルマック

ベシュバルマック

薄いバスタのような麺の上に茹でた馬肉を載せて盛り付けられたカザフスタンの伝統料理。

お祝い事には欠かせないカザフスタンのおもてなし料理です。

おいしいか?といわれると個人的には馬の肉は匂いが独特で苦手なのですが、一度は食べてみるとカザフ人に喜ばれます。

ラグマン

中央アジア版の焼きうどん。

味付けはトマトベース。

焼いたバージョンとスープバージョンもある。

これは何度も食べたくなるほどおいしい!

プロフ

肉と野菜が入った炊き込みご飯のようなチャーハンのような料理。(写真左)

豆やレーズンが入っているタイプや、パクチーが入ったタイプなど、お店によっても味が全然違うので色々試してみると楽しいかも!

シャシリク

シャシリク

肉の串焼き。

玉ねぎのマリネとニンニクが利いたトマトソースをつけて食べます。

牛肉、豚肉、鶏肉もおいしいがカザフスタンに来たら是非ラムや馬肉を試して欲しいです。

カザフスタンチョコレート

カザフスタンチョコレート

スーパーマーケットには必ず売っている、ラハット社のカザフスタンチョコレート。

このパッケージのほかにも色々な柄もあり、ナッツ入りなど種類も豊富。

ミニ版もあるのでばら撒き土産にも良いです。

味もおいしいと評判です。

400テンゲ(110円)

さまざまな種類の蜂蜜

はちみつ

カザフ人の家に必ずあるのが蜂蜜。

そのせいか種類も豊富でどこにでも売っていて日本で買うよりも安く買えます。

珍しいのは白いはちみつ。

バザールに行くと試食もさせて貰えるので聞いてみましょう。

1000-2000テンゲ(275-550円)

バザールの蜂蜜
カザフスタンのマグネット

少しはカザフスタンがどんなところだか分かっていただけたでしょうか?

もう有名なところは行き尽くしたよーという旅行大好きな皆さん、次はカザフスタンなんてどうでしょう?

年々カザフスタンも開発され直行便も出て行き来がしやすくなりました。

物価も安いのは今だけです。

今のうちにカザフスタンを満喫しに来てください!


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