秋の京都の紅葉の観光シーズンはいつ頃?
こんにちは!京都在住ライターおはるです!
紅葉を見逃さないでおこうと思ったら、シーズンも気になりますよね?京都の紅葉が色づくのは、毎年11月半ばから12月上旬頃。
より詳しい日程は、今年のニュースなどで確認し、真っ赤に燃え上がる紅葉に備えて、旅の準備をしましょう!
■秋の京都観光のモデルコースとアクセス方法
モデルコース(京都駅9:00出発、地下鉄+市バス利用)
京都駅9:00出発→京都駅より地下鉄で移動
→「蹴上(蹴上)」下車
→1番出口より出て、徒歩にて永観堂へ(約10分)
→10:00永観堂(約40~50分)
→11:00徒歩で移動、早めのランチ「日の出うどん」又は、湯豆腐「奥丹」(各々徒歩2分)
→12:30徒歩で移動、哲学の道散策(約40時間)
→13:30徒歩で移動、銀閣寺散策(約40分)
→「銀閣寺道」より市バス5番で「一乗寺下り松町」下車
→徒歩にて詩仙堂へ(バス停より約7分)
→15:00詩仙堂(約40分)
→16:00徒歩で移動、圓光寺(約1時間~)
→17:00市バス5番で京都駅又は、各宿泊施設へ
※京都駅から永観堂へは市バスでも移動できます。
京都駅から市バス5番[五条通経由] 修学院道行に乗車、 修学院道行に乗車
→「南禅寺・永観堂道」にて下車
→徒歩にて永観堂へ(バス停より約4分)
混雑を避けるなら、はじめの地下鉄での移動がベストです。
1.秋の京都観光にオススメ!紅葉で有名な【永観堂】
「永観堂」は、京都市左京区にある、浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。【永観堂】という名で親しまれ、「もみじの永観堂」と言われる程、京都を代表する紅葉の名所です。
拝観料を払い中へ入ると、真っ赤や鮮やかな朱色に色づいた紅葉が、お寺の白壁をバックに浮き立つように映えて、目に飛び込んでくるようでした。
さらに部屋の中からからも紅葉を見ることが出来ます。建物の中から見る庭園の紅葉は、窓枠が額縁のようで、外で見る紅葉とはまた違った美しさがあります。
こちらは、池に映り込むもみじが美しい「放生池」。
澄んだ「放生池」には、赤や朱色のもみじがあわせ鏡のように水面に映し出され、その美しさに見とれていると、まるで池の底に吸い込まれそうな位でした。
【永観堂】の詳細
正式名称 禅林寺(永観堂)ぜんりんじ(えいかんどう)
住所・所在地 京都市左京区永観堂町48
営業時間 9:00~17:00
※ライトアップ(2019年は、11月6日~12月4日)17:30~20:30(閉門は21:00)
一般 600円小・中・高校生400円(宝展開催中一般 1,000円 小・中・高校生400円)
見学所要時間: 約40分~1時間
京都永観堂禅林寺HP
◇秋の京都観光おすすめランチ1「湯豆腐・奥丹」◇
西暦1635年創業。自社工房で作られる老舗の手作りの豆腐料理が楽しめるお店。
やっぱり京都に来たら【湯豆腐】が良いですよね!こちらの味は、さすが老舗と思えるお墨付きの湯豆腐会席を召し上がれます。
お決まり一通り「とうふ会席」3000円~(税別)
※観光シーズンは、予約がおすすめ。
湯豆腐【奥丹】の詳細
総本家 ゆどうふ 奥丹清水
営業時間(通常)
平 日 午前11時から午後4時30分(ラストオーダーは午後4時)
土日祝 午前11時から午後5時30時(ラストオーダーは午後5時)
定休日 毎週 木曜日
◇秋の京都観光おすすめランチ2「日の出うどん」◇
とろみ、旨み、スパイスが凝縮されたカレーうどんは連日大人気です。
『あげきざみカレーうどん』 900円~
こちらは予約不可です。
【日の出うどん】の詳細
営業時間11:00~15:30
2.秋の京都観光にオススメ!日本の道100選にも選ばれた「哲学の道」
左京区の「若王子神社」から「法然院下」を、銀閣寺に続くびわこ疏水縁の約2kmにわたる散策路。かつて哲学者「西田幾多郎」が散策し、思索にふけったことから、この名がついたそうです。
真っ赤な紅葉。
紅葉やかえで色づく道では、「よーじやカフェ銀閣寺店」や「叶匠寿庵」などのカフェもあります。食後のティータイムにもピッタリですね。
哲学の道詳細
〒606-8427 京都府京都市左京区鹿ケ谷法然
3.秋の京都観光にオススメ!高台から京の町を一望【銀閣寺】
銀閣寺は、正式名称を「東山慈照寺」といい、相国寺の塔頭寺院の一つです。名の由来は「金閣寺」に対し、銀閣寺と呼ばれるようになったと言われています。
金箔の施された金閣寺に対し、銀閣寺には銀箔は施されていません。
静かに庭や風景を楽しむお寺。
室町時代に松、槙、楓を中心に庭園が整備された銀閣寺は、裏山の高台から眺めた紅葉が名所となっています。
銀閣寺の紅葉の名所、もう一つは「錦鏡池周辺」です。
澄んだ池に映し出された、もう一つの紅葉を楽しむことが出来ます。
銀閣寺詳細
〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
住所 京都市左京区銀閣寺町2
時間 08:30~17:00(ただし冬季(12/1- 2/末)は9:00 ~16:30)
拝観・入場料 高校生以上 500円 小・中学生 300円
見学所要時間: 約40分
4.秋の京都観光にオススメ!見どころ盛りだくさんの【圓光寺】
京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の寺院「圓光寺」は、赤々と燃え上がる紅葉で特に秋に人気があります。京都の有名な寺院と比べると穴場スポット。とはいえ、紅葉の見ごろは結構な人手。
圓光寺の見どころ①枯山水「奔龍庭」(ほんりゅうてい)
「奔龍庭」は、 白砂を雲海に見立て、また天空を駆け巡る龍を石組で表した枯山水の庭園。
枯山水の庭は、見る角度が違えば、また違う見方が出来るので不思議です。そのため、何枚も何枚もシャッターを切ってしまいました。
未完成のままの【奔龍庭】は、訪れた方がそれぞれの見方で完成させてみてほしいという思いが込められているそうです。
圓光寺見どころ②池泉回遊式庭園「十牛之庭」(じゅうぎゅうのにわ)
「奔龍庭」を見た後は、隣の「瑞雲閣」の中に入りましょう。赤毛氈で、ほかの観光客の方と一緒に紅葉で赤く染まった庭を眺めます。
「十牛之庭」では、お堂の柱を額縁に見立て、庭園をまるで一枚の絵のように楽しむことができる【額縁庭園】。
どこを切り取っても絵になるので、思わずシャッターを押してしまいます。
「瑞雲閣」で額縁庭園を堪能した後は、池泉回遊式庭園を歩いてみましょう。こんなに素晴らしい紅葉のじゅうたんに出会えますよ。
圓光寺見どころ③栖龍池(がりゅういけ)
庭園南側にある洛北最古の泉水「栖龍池」。臥龍池には、見事に映りこんだ紅葉を見ることが出来ます。
そんな「圓光寺」は、まだまだ見どころがありますが、今回は特に、秋の紅葉シーズンの見どころのみお伝えしました。
「圓光寺」には、その他、水の音色が美しい「水琴窟」や「襖絵」などの見どころがありますので、できれば時間をかけてゆっくりと見て回れればベストだと思います。
【圓光寺】の詳細
〒606-8147京都市左京区一乗寺小谷町十三番地
(電話受付時間午前9時〜午後5時まで)
【拝観時間】午前9時〜午後5時
【拝観料】大人500円 高・中400円 小300円
見学所要時間: 約40分~1時間
5.秋の京都観光にオススメ!紅葉の穴場スポット【詩仙堂】(しせんどう)丈山寺
京都市左京区にある「詩仙堂」は、江戸時代初期の文人石川丈山の山荘跡で、国の史跡に指定されています。また、現在は曹洞宗の寺院でもあり「丈山寺」というそうです。
紅葉を楽しめる隠れた穴場スポットである「詩仙堂」では、枯山水の砂紋が見事な「石庭」と、赤い紅葉のマッチングを一度に楽しめます。
こちらの枯山水は、海をあらわす敷きつめられた白砂に、丸く刈り込んだ連山を表現したサツキが植えられています。
この素晴らしい庭を眺め、皆さん思い思いに眺めを楽しみ、またシャッターを切っておられました。
外に出れば、真っ赤な散り紅葉でそまった庭を楽しめます。
詩仙堂の池の周りでも、美しい緑や花々と共に、赤々とした紅葉を見ることが出来ます。
また、詩仙堂では、紅葉の他にも見どころが有ります。
その一つ、「石川丈山」は、儒学者であり、漢詩や書にも詳しい方でした。そんなことから、詩仙堂の一室には、江戸時代の絵師の狩野探幽が書かれた中国の漢晋唐宋時代の詩人三十六人の肖像画を楽しめます。
また、庭園に響く「鹿おどし」も見どころの一つ。
【詩仙堂方丈寺】の詳細
詩仙堂方丈寺
〒606-8154 京都市左京区一乗寺門口町27番地
開門時間:午前9時~午後5時 (受付終了午後4時45分)
拝観休止日:5月23日
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生200円
見学所要時間: 約40分~1時間
公式ホームページ
秋の京都観光に向けて
京都市内の移動は混雑を避け、地下鉄とバスを合わせて
秋の京都で行きたい観光スポットを、おすすめのモデルコースを含めてご紹介して参りましたがいかがでしたか?
観光シーズンの京都市内は、観光バスとタクシーが多く道が混雑するため、バスのみでの移動はお勧めできません。
長めの距離の移動は、最寄りの目的地の駅までは地下鉄を使い、そこからバスに乗り換えたほうが効率よく京都市内を回れます。
見どころ満載の京都。
せっかく京都に来られたなら、情報を逃さず京都旅行をお楽しみ下さい。