近年観光客が急増してるネパールってどんなところ?
ネパールの基本情報
南アジアの国で首都はカトマンズ。公用語はネパール語ですが、英語教育が盛んなため英語が通じることが多いです。 多民族国家であり、カースト制が未だに根強く残る国の1つでもあります。また世界で唯一旗が四角でない国としても知られています。
実際治安ってどうなの?
途上国であるネパールは日本ほど安全とはいえませんが、しっかりと注意をしていれば危険は避けられます。ただ、バンダと呼ばれるストライキには外出を避けるなど気をつける必要があります。外務省のたびレジに登録すれば事前にバンダの情報が送られてくるので渡航前には忘れずに登録しておきましょう。
気になる物価は?
ネパールの通貨はネパールルピーと呼ばれ、物価は日本と比べてもかなり安いです。例えば水1リットル20-25円。外食現地のレストランで150-300円程払えばしっかりお腹いっぱいになります。バスも100円以下でとても利用しやすいです。また、1ルピーは約1円なので値段の比較もしやすいのが特徴です。
ネパール観光は2泊3日がおすすめ!モデルコースをご紹介!
ここではネパール観光のモデルコースをご紹介します!
1日目 ネパールの首都カトゥマンドを満喫!
1日目は移動日を含んでいるので、首都でゆっくり観光しましょう。買い物スポットがたくさんあるので、お土産を買うこともできます。また、街中にはたくさんの寺院があるので、そこを訪れて見てもいいかもしれません。パワースポットもあるので、運気アップをしてきてもいいかもしれませんね。
2日目 ネパールの大自然を感じに行こう!
ネパールはエベレストなど素晴らしい自然がたくさんあります。2日目はそんな、美しい自然を体感しに行きましょう。サガルマータ国立公園はアクセスは悪いが、行く価値ありです!首都からはタクシーをチャーターして3~4時間ほどの道のりです。遠いですが、その先に広がる美しい山々に感動するに間違いありません。
3日目 ネパール穴場の観光スポットを巡りましょう!
ネパール自体があまり、たくさんの旅行客で賑わっていないので、どこに行ってもゆっくり観光することができます。ダルバール広場では買い物っはもちろん現地の生活の様子を見学することができます。ローカルなエリアになっているので、観光客も少ないいです。ネパールの本当の姿を見るなら、ここがおすすめです!
モデルコースで紹介した、ネパールのおすすめ観光スポットをご紹介!
さて、ここからはネパールで絶対に外せないおすすめ観光スポットをご紹介します!
ネパール観光〜買い物編〜
まず初めに、買い物スポットをご紹介します。ネパール自体はそこまで大きくないため、買い物をする場所も大きな観光スポットとして多くの観光客で賑わっています。
ネパール観光買い物編①絶対外せない、お買い物天国!【タメル】
首都カトマンズ市内にあるタメル。ここは観光客向けのお店や宿が集まるネパールに来たら絶対に外せないスポットです!
自分へのお土産からばら撒き土産まで!タメルで買うべきお土産ベスト3!
『第3位 ヘンプのカバン/ポーチ類』
タメルにはヘンプと呼ばれる麻でできた様々な柄のリュックやミニポーチが多数並んでいます。カラーバリエーションも豊富で、お気に入りのアイテムを見つけられること間違いなしです。
『第2位 コーヒー』
実はコーヒー豆で有名なネパール。ばら撒きもしやすい個包装のドリップバックタイプも売っているので、お土産として購入しやすい商品です。
『第1位 パシュミナ』
パシュミナとはネパールやインドで作られた伝統的なスカーフ。カシミア100%かと言われれば「?」のお店もありますが、低価格で触り心地も良く女性に好まれること間違いなしです!
デザインが素敵。オススメのフェアトレードのお店!
『WoVen』
女性の自立支援をしているフェアトレードのお店。ポーチやカバンがメインで売られています。他のお店に並ぶ商品と比べ、少し値段が高いと感じてしまうかもしれませんが、質は保障されています。私も家族へのお土産をここで購入し、とっても気に入ってもらいました。柄がとても素敵で買いたくなってしまうこと間違いなし!タメルに寄った際は是非立ち寄ってみてくださいね!
Woven Nepalの公式サイト
ネパール観光買い物編②現地の人達のショッピング街も行ってみよう【インドラチョーク】
タメルの近くに位置するインドラチョークは現地の人向けの買い物街。上級者向けのおすすめスポットですが、タメルよりも安く商品を購入しやすい場所となっており、現地の人たちの買い物事情を垣間見ることもできます。
伝統衣装を買うならタメルよりインドラチョークがオススメ!
ネパールに来たなら自分へのお土産として購入すべきローカル衣服。街中で見かける現地の人と同じ服を買いたい!と思ったら是非購入してその服で街を歩くべきです!タメルよりもかなり安く手に入れることができますが、品質はとても良いというわけではありません。日本で普段着として着ることは難しいですが、現地を全力で味わいたいという方には是非オススメしたい商品です。その場で試着もさせてくれるので、いろんなお店を回ってお気に入りの1着を見つけてみてくださいね。
ネパール観光〜自然編〜
ネパールは多くの山々に囲まれており、自然美しい景色を見ることができます。ネイチャー好きにはたまりません!
ネパール観光自然編③ネパールといえばヒマラヤ!世界遺産に挑もう【サガルマータ国立公園】
世界の屋根とも言われるヒマラヤ山脈って実際どんなところ?
7000-8000m級の山が多く集まる世界の屋根、ヒマラヤ山脈があるサガルマータ国立公園。世界の最高峰、標高8848mのエベレストもこの公園内にあります。実は名前のサガルマータはネパール語でエベレストを指しているんです。公園内にはユキヒョウやヒマラヤクマといった珍しい動物や数多くの植物があり、動植物の宝庫としても知られています。
車やバイクが全くなく、登山者は基本的にカトマンズから出る飛行機を利用して公園を訪問します。登山は熟練した人向けですが、6000m程までのトレッキングであれば誰でも参加することができます。
サガルマータ国立公園の詳細情報
サガルマータ国立公園 公式サイト
ネパール観光自然編④初心者でも安心 ヒマラヤ山脈を一望できるトレッキング【カリンチョーク】
トレッキングが苦手でも大丈夫な理由!
標高約4000mの山、カリンチョーク。日本からすれば富士山よりも高い山ですが、現地の人は「あれは丘だ!」と口を揃えて言います。
そんな高い山を登るとなると「急斜面の中を歩くのでは?」と思う方もいるかもしれません。実はこのカリンチョークは頂上までのほとんどが階段になっているんです!なので、滑り落ちてしまう心配はありません。
山の途中まで(2000m程の地点)車やバスで行き、そこから登るので実際には2時間もせずに頂上へ行けます。また、ロープウェイもあるので疲れずに頂上の絶景を堪能したいという方にもオススメです!写真のように、山頂からはうっとりしてしまうほど素敵なヒマラヤ山脈を眺めることができます。
カリンチョークの詳細情報
カリンチョーク 公式サイト
ネパール観光自然編⑤リアルなジャングルを体感しよう【チトワン国立公園】
世界遺産にも登録されているチトワン国立公園はジャングルや草原と自然豊かな地域で様々な野生動物に会うことができます。
そもそもどんな動物がいるの?
南アジアといえば像を思い浮かべる人がいるのではないでしょうか?実はチトワン国立公園には絶滅危惧種のベンガルトラやインドサイ、ヒョウやワニや淡水イルカといった珍しい動物が生息しているのです。また500種類ほどの鳥類も生息しており、世界の5%に相当するとも言われています。
インド象に乗ってジャングルのサファリツアーを体験しよう!
チトワン国立公園では象に乗ってジャングルを散策することができます。1-2時間ほどのツアーで2-4人が一緒に象に乗ることができます。公園内にある川を渡るルートもあり、人生で一度は体験したいツアーとなっています。
チトワン国立公園の詳細情報
チトワン国立公園 公式サイト
ネパール観光〜穴場編〜
ここからは、ネパール観光の穴場スポットをご紹介します!これで、ネパール観光のエキスパートになろう!
ネパール観光穴場編⑥ネパール最古の仏像寺【スワヤンブナート寺院】
仏教寺院の特徴は?
カトマンズの渓谷の一部として世界遺産に登録されているスワヤンブナート寺院。寺院の中央には黄金の仏塔があり、仏塔の上部には四方にブッダアイと呼ばれる仏陀の知恵の目があります。また仏塔を中心に四方八方にタルチョと呼ばれる赤、黄、緑、青、白の5色の鮮やかな旗が掲げられています。このタルチョはチベットの祈祷旗とされています。寺院内からはカトマンズ市内を一望できる絶景スポットもあるので、是非訪れてみてくださいね!
別名モンキーテンプルと言われる訳
この寺院には数多くの猿が住み着いているんです!奈良公園にいる鹿をイメージして頂けるとわかりやすいと思います。寺院では猿を信仰の対象としていますが、観光客のものを盗むなどの迷惑行為が後を絶ちません。興味本位で写真を撮るときはカメラや携帯を取られないように注意してくださいね!
ネパール観光穴場編⑦チベット仏教の聖地【ボダナート】
チベット仏教の特徴は?
スワヤンブナート寺院と同じく世界遺産に登録されているボダナート。この寺院は世界のチベット仏教の中心地とされており、ブッダの骨が埋まっているともされています。スワヤンブナート寺院と同じ仏塔がありますが、ここボダナートは最も大きい仏塔としても知られています。
チベットの法具マニ車を回してみよう!
仏塔を囲むようにして置かれているマニ車。このマニ車を右回りに回転させると今日を唱えたこととなり、同じ功徳があるとされています。皆さんも訪れた際には是非、マニ車を回してみてくださいね!
ボダナートの詳細情報
ネパール観光穴場編⑧ネパール最大のヒンドゥー教寺院 【パシュパティナート】
ヒンドゥー教寺院の特徴は?
ネパール人口の8割の人が信仰しているとされているヒンドゥー教。この寺院も他の寺院と同じく世界遺産の1つとされています。ヒンドゥー教の神、シヴァが滞在した場所とも言われているこの寺院は1500年以上も前から巡礼地として、国内外から多くの巡礼者が訪問します
火葬場ともなっている寺院の実態とは!
火葬場ともされている寺院では、入場料を払えば誰でも火葬の行程を見ることができ、撮影も自由にできます。お寺の敷地内を通るバクマティ川はガンジス川の支流ともなっており、火葬後灰はこの川に流されます。
パシュパティナートの詳細情報
パシュパティナート 公式サイト
ネパール観光穴場編⑨ネパールに住む生きた女神 クマリに会おう【ダルバール広場】
生きた女神 クマリとは?
ネパール王国の守護神である女神の生まれ変わりとされているクマリ。クマリは初潮前の幼い少女の中から32つの条件を全てクリアした子がなるとされています。条件の中には健康であるという基礎的なものから動物の頭が並んだ暗い部屋に1人で閉じ込められても絶えられるといったものと様々。幼稚園くらいの年齢でクマリになった少女は初潮又は乳歯が生え変わった段階で退任すると言われています。
クマリにはどうやって会うの?
クマリは特別な儀式以外は外出せず、クマリの館の中で暮らす。そのため学校にも行かない。観光客は参拝料を払えば会うことができますが、時間はその日によってバラバラなので、しっかりと確認する必要があります。撮影は禁止とされており、みんながカメラをしまったことを確認出来次第、数秒ほど顔を出されます。生きた女神、是非一度訪れて神秘的な雰囲気を味わってみてくださいね。
ダルバール広場の詳細情報
ネパール観光穴場編⑩旅の上級者向け、ネパールの村からの絶景を堪能しよう【チャリコット村】
旅の上級者には訪れてもらいたいネパールの農村部。私はカトマンズから7時間ほどバスに揺られて着くチャリコット村で5日間過ごしました。
村の魅力って?
やはり村の魅力といえば自然豊かな暮らし、そして何と言っても都市部では味わえない素敵な景色!私が滞在した村、チャリコット村はヒマラヤ山脈を眺めることができ、毎日絶景を眺めながら生活していました。斜面に多くの村人が住んでおり、段々畑が広がっていて、春になると道端には国花である真っ赤なラリグラス(シャクナゲ)を沢山見ることができます。
村をお散歩してみよう!
是非村を訪問した際は農村部の道を歩いて、現地の人たちとお話ししてみてください!ネパール語を使うと村の人たちはとても喜んで、「お茶を飲んでいかないかい?」と家に招待し、ネパールでお得飲まれる紅茶、チヤを出してくれる場合もあります。とても温かい人ばかりです。治安が都市部より比較的良いとはいえ、暗くなってからの外出は安全のため避けましょう。
チャリコット村の詳細情報
ネパールには魅力ある観光地がたくさんあった!総まとめ!
いかがだったでしょうか?ネパールでのオススメスポット10選、楽しんでいただけましたか?あまり観光先としては知られていないネパールですが、ネパールはとても自然豊かで神秘的な国です。是非この記事を参考にしてネパール旅行の計画を立ててみてくださいね!
筆者のYouTubeチャンネルをご紹介!
世界を飛び回っています!そんな旅行動画を私のチャンネルで紹介しているので、ぜひみてください。少しでも旅行の計画をする際んい役に立ってくれたら嬉しいです。